×

岡田武史氏 日本の快進撃に感慨深げ「ドイツ、スペインに勝つなんてね、本当に夢のような話」

[ 2022年12月2日 23:00 ]

元日本代表監督の岡田武史氏
Photo By スポニチ

 元サッカー日本代表監督の岡田武史氏(66)が2日、テレビ朝日系「報道ステーション」にサッカーFIFAワールドカップ(W杯)が開かれているカタール・ドーハから生出演した。

 岡田氏は1日(日本時間2日午前4時キックオフ)に行われた1次リーグE組の最終戦、日本―スペインを中継したフジテレビでゲスト解説を務めたが、日本が逆転勝ちを収めた結果に「ドイツ、スペインに勝つなんてね、僕らの世代からすると本当に夢のような話でね。本当に満足しましたよ。昨日は結果だけで十分です」と感慨深げな表情を見せた。

 現在の日本代表について「海外へ行って、みんな対等に試合をやる。メンタル的に負い目を持っていない。ドイツ代表よりバイエルン・ミュンヘンの方が強いです。選手がそういうことを言えるくらい大きいですよね。堂々と戦ってくれているな、という気がします」と、海外でプレーをしている選手が増えたことが好成績の要因の一つとした。

 また「不思議なもんで、勝っていくと、どんどん一体感が生まれてくるんですよ。そしてお互いの信頼関係が強まってくる。このチームが苦しい中を一緒に乗り越えてきたという信頼感があるので、次も行けると思いますね」と語った。

 岡田監督は10年W杯南アフリカ大会で決勝トーナメントに進み、パラグアイにPK戦の末敗れた時を振り返り「相手の監督が抱きついてきて、泣いて“サンキューサンキュー”って言われて、このやろうと思ったんだけど…でも、彼らも何回もチャレンジして初めてあの時、ベスト16の壁を破ったんですよね。そうか、俺たち数回ここに来ただけで、すぐ行けると思っちゃいけないんだと。国として何回も経験を積んだ上で行く。でももう3回経験したんで、そろそろ行ってもいいんじゃないかと。神様も許してくれると思っています」と語った。

続きを表示

2022年12月2日のニュース