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森保ジャパン、ドイツ戦再現でV経験国連破 前半大劣勢→後半短時間に同点&逆転 「権田神」も降臨 

[ 2022年12月2日 08:31 ]

W杯カタール大会1次リーグE組   日本2―1スペイン ( 2022年12月1日    ハリファ国際競技場 )

ゴールを挙げた田中と喜ぶ前田(左)(AP)
Photo By AP

 FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会の1次リーグE組で、日本がスペインを2ー1で撃破し、同組首位で決勝トーナメント進出を決めた。

 大金星を挙げた11月23日のドイツとの初戦の再現だった。ドイツ戦と同様、前半は圧倒的にボールを支配されて先制を許す苦しい展開。だが、堂安を投入した後半に状況は一変した。

 ドイツ戦で後半に同点ゴールの堂安が、スペイン戦でも後半3分に再び同点弾。ドイツ戦では8分後に浅野の逆転ゴールが飛び出したが、この日は同点から3分後に田中が決勝ゴールを叩き込んだ。

 ドイツ戦では18秒間に神セーブ4連発で逆転を呼んだGK権田はこの日、逆転の後に輝きを放った。後半の最終盤、アセンシオの左足シュートをはじくと、その後のオルモのシュートをキャッチ。同点になっていれば、1次リーグ敗退だっただけに日本を救った。

 ドイツ、スペインと優勝経験国を連破。史上初の8強入りをかけて、5日(日本時間6日)に前回大会準優勝のクロアチアと激突する。逆境でこそ底力を発揮する森保ジャパンの進撃は、まだ終わらない。

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2022年12月2日のニュース