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スペイン撃破!!森保監督「みんなでつなげた勝利」選手交代で流れ一変、マジック発動

[ 2022年12月2日 06:02 ]

W杯カタール大会1次リーグE組   日本2―1スペイン ( 2022年12月1日    ハリファ国際競技場 )

<日本・スペイン>試合終了の瞬間、喜ぶ森保監督(撮影・西海健太郎)
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 FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会1次リーグE組の日本代表は1日(日本時間2日)、スペインと対戦し、2-1で逆転勝ちして同組1位で決勝トーナメント進出を決めた。

 森保監督は「苦しい戦いでしたけど、自分たちができるということを信じ続けて一丸となって最後まで戦ってくれたのが良かった」とし、「前半から出た選手がつないでくれて、この勝利につながった。みんなでつなげた勝利」と胸を張った。

 1次リーグ初戦のドイツ戦(11月23日)は、後半のシステムチェンジなど采配がズバリ的中して大金星。一転、コスタリカ戦(同27日)は先発5人入れ替えが実らず、まさかの黒星を喫した。

 迎えた運命のスペイン戦。前半11分にモラタのヘッドで痛恨の先制点を許した。圧倒的にボールを保持され、なかなかチャンスを作り出せない。だが、後半開始と同時にドイツ戦で同点弾の堂安、ドリブルで活路を開くため三笘を投入すると一気に流れが変わる。堂安が同点ゴールを決めると、田中が逆転弾を叩き込んだ。

 会見で森保監督は「もう1つの会場の試合の流れは逐一情報として入って。コスタリカが勝っている状況の中で、勝たなければいけないと、途中までは引き分けでは良かった状況もあったが、最終的には勝たないと突破はないなと戦っていた」と明かした。「最後の1分くらいのときに私のドーハの記憶が出てきました。でもちょうどそのときに選手が前向きにボールを奪いに行っていたところで、時代は変わったんだな、と。新しい時代のプレーをしてくれていると感じた」と選手を称えた。

 目標に掲げる8強入りをかけ、日本時間6日午前零時の決勝T1回戦はF組2位のクロアチアと対戦。「順位的な新たな景色はもちろんベスト8ですけど、世界で戦っていけることを選手たちは違った新しい景色を見せてくれている。最後、ベスト8以上の新しい記録はしっかりとつかみ取りたい」と指揮官は闘志を高めた。

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