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韓国の人気、実力兼備FWが窮地救う「イケメンすぎる」話題のチョ・ギュソン ガーナ戦2発でブレーク

[ 2022年12月2日 06:00 ]

韓国代表FWチョ・ギュソン(ロイター)

 【Today's CHECK H組】2試合を終えて1分け1敗のH組3位。02年日韓大会、10年南アフリカ大会に続く3度目の1次リーグ突破に向けて崖っ縁に追い込まれている韓国で、W杯初参加のFWチョ・ギュソン(24)が一筋の光明となっている。

 1メートル88の長身ストライカーは、第2戦ガーナ戦で初先発し2得点を挙げた。0―2で迎えた後半13分にMFイ・ガンインのクロスをヘディングで叩き込み、自身のW杯初ゴールをマークすると、同16分にもクロスを頭で決めた。

 韓国人として初めてW杯で1試合複数得点をマークしたチョ・ギュソンは試合後「今日のガーナ戦が最後だと思って臨んだ。全てを出し切ろうと思っていた」とコメントした。

 19年にプロデビューし、20年にKリーグ1部の強豪・全北に移籍した。兵役義務のため21年から韓国国軍傘下の金泉尚武でプレーした後、22年途中から全北に復帰。今季は両チームで合計17ゴールを挙げて得点王に輝いた。

 高身長、甘いマスクで「イケメンすぎる」と話題となっていた。プレー中の写真だけでなく、私服姿も投稿しているインスタグラムのフォロワーはW杯前は5万人にも満たなかったが、開幕後に急増。ガーナ戦後には150万人を突破した。人気、実力を兼ね備え、勝ち上がればカタール大会を代表するスターになる可能性もある。

 1次リーグ最終戦の相手は強豪ポルトガル。厳しい戦いが予想される中、チョ・ギュソンは「まだ1試合残っている。最後まで諦めない。信じて応援してくれれば失望させない試合で報いる」と韓国サポーターに訴えた。

 ◇チョ・ギュソン 1998年1月25日生まれ、韓国・安山出身の24歳。19年Kリーグ2部の安養でプロデビュー。20年同1部の全北移籍。21年兵役義務により金泉尚武加入。22年除隊により全北復帰。今季17得点でKリーグ得点王、ベストイレブン。韓国代表では18試合6ゴール。1メートル88、70キロ。利き足は右。

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