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福田正博氏 三笘のラインギリギリからの決勝アシストに「気持ちが伝わってくる」「VAR様々」

[ 2022年12月2日 10:41 ]

福田正博氏
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 元サッカー日本代表FWで解説者の福田正博氏(55)が2日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に生出演。FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会1次リーグ最終戦で日本が2―1でスペインに逆転勝利し、決勝トーナメント進出を決めたことについてコメントした。

 日本は0―1の後半3分に堂安が左足で同点弾を決めると、同6分にはゴールライン際で三笘が折り返したボールを田中碧が押し込んで逆転に成功した。2勝1敗で勝ち点6とし、強豪のスペインとドイツを押しのけて堂々の1位突破。アジア勢では初となる2大会連続の決勝トーナメント進出を決めた。

 福田氏は三笘のゴールラインぎりぎりからボールを折り返した決勝アシストに「(ゴール)ラインを割ってるんじゃないかって多分思われると思うんですけど、ボールの一部でもラインにかかっていたらラインを割ったことにならないんですよ」と解説。「最後、よく足を伸ばした三笘選手の気持ちが伝わってくる。ここを諦めずにギリギリですよ。最高のところに折り返していくわけですよ。田中選手は折り返してくると信じて入っていたからこそ、このゴールが生まれた。きわどいシーンでしたね」と振り返った。

 そして「VARがなかったら絶対にライン割ってるという判定になってると思います。VARで助かったところもあります。本当にVAR様々です。VAR導入されてますけど、正しいんですよ。人の目では追いつかないけど、正しい判定をした結果、日本が2点目を取れた。この判定は本当に難しい。ギリギリだと思いますね」と改めて紙一重のプレーを称賛した。

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