メッシ討ちサウジ大金星に「日本もやれる！」「日本も続こう！」「勇気をありがとう」さあ23日ドイツ戦

W杯カタール大会1次リーグC組   サウジアラビア2―1アルゼンチン （ 2022年11月22日    ルサイルスタジアム ）

＜サウジアラビア・アルゼンチン＞まさかの敗戦に呆然と引き揚げるメッシとうなだれるアルゼンチン選手の横で、天に祈りをささげるサウジアラビア・イレブン(AP）
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　サッカーW杯カタール大会1次リーグC組は22日、アルゼンチン―サウジアラビアが行われ、サウジアラビアが2度の優勝を誇るアルゼンチンに2―1で逆転勝ち。94年米国大会以来の決勝トーナメント進出へ好発進した。

　シュート3本のうち、枠内に飛んだ2本がともにネットを揺らし、大金星を挙げた。開始10分にメッシにPKを決められ先制されたが、後半3分にFWアルシェフリが左足で同点弾。5分後にはFWアルダウサリのゴールで勝ち越した。

　アジア予選はボールを支配するスタイルで勝ち抜いたが、大会直前の9月にシステムを4―2―3―1から4―1―4―1に変更。全選手が国内リーグ所属という利点を生かし、短期間でW杯仕様のリアクションサッカーをつくり上げ大番狂わせを引き寄せた。

　W杯アジア最終予選では同じグループBで死闘を演じ、勝ち点23でサウジアラビアが1位突破。勝ち点22の日本は2位だった。今大会、開幕戦のカタールや21日にイングランドに6―2で敗れたイランとアジア勢の完敗が続き、この試合も前半にメッシに先制点を奪われ“またか…”の声も上がっていた中で空気を一変した「中東の覇者」。SNS上では「日本もやれる！！」「日本もやれるかも…さあ明日ドイツ戦！！」「日本もサウジに続こう！頑張れニッポン！」「日本もこの流れに続いてくれ！！」「サウジ、勇気をありがとう」などのコメントが寄せられ、23日に強豪国ドイツと初戦を迎える日本にとっても力強いアジア勢の大金星となった。