カズ　「ドーハの悲劇」以来29年ぶりカタールへ　「全員に期待している」

出発前、笑顔で手を振る三浦（撮影・村上　大輔）
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　JFL鈴鹿ポイントゲッターズの元日本代表FW三浦知良（55）が21日、W杯観戦のため成田発の航空機でカタールへ出発した。「ドーハの悲劇」以来29年ぶりの同国訪問で23日の日本―ドイツ戦、24日のブラジル―セルビア戦を観戦する。カズは「選手はプレッシャーがあるが、僕は気軽に楽しみたい。（日本の）全員に期待している」と話した。

　長友と連絡を取ったそうで、カズが愛用するボルサリーノと似た帽子を9日の出発時に着用していたことに触れて「ボルサリーノをかぶる時は俺に許可を取るように言ったら“次から許可を取ります”と言ってたよ」と笑顔で明かした。

　荷物にはトレーニング用具も入れた。「いつ（代表に）呼ばれても大丈夫。2日分持っていく」と言い残し機上の人となった。