W杯開幕戦後に日本人サポーターがスタジアム掃除　英メディア称賛「再び品位を見せた」

W杯カタール大会開会式で花火が打ち上げられる（ロイター）

　19日に行われたカタールW杯の開幕戦の試合後、日本のサッカーファンがスタジアムの掃除を行い、地元民を驚かせたと英紙デーリー・メールや英トークスポーツ、英紙メトロなど複数の英メディアが21日に報じた。

　W杯開幕戦のカタール―エクアドル戦後、日本のサッカーファンがスタジアム内に残されたペットボトルや食べ物の包装紙をきれいに掃除していたという。デーリー・メールは「前回のW杯ロシア大会でも日本人は同じ行動をして称賛された。今回は日本代表の試合でなかったが、開幕戦で掃除をしてカタール国民を驚かせた」と伝えた。また、トークスポーツも「日本人が再び品位を見せた」と報道。メトロは「W杯ロシア大会から4年が経過したが、日本人は今も品位ある行動を続けている」と称賛した。

　複数の日本人が掃除を行う様子を撮影し、SNSに動画を上げたバーレーン出身のインフルエンサーは「“なぜ掃除をしているのか？”と尋ねたら、彼らは“日本人だからです。我々はゴミを決して置いていきません。スタジアムにリスペクトを示しています”と答えた」と投稿。日本のサッカーファンの行動に驚いた様子だった。