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日本代表・久保建英 ドイツ戦へ「牙を見せておかないといけない」攻撃姿勢前面に、いざ自身初W杯

[ 2022年11月22日 18:25 ]

日本代表・久保(撮影・西海健太郎)
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 23日にW杯1次リーグE組初戦を迎える日本代表MF久保建英(21)が22日、強豪ドイツ戦を前に取材に応じた。自身初となるW杯の舞台に向けて「明日がピークになればそれで僕はいいと思う。今、この環境で自分にできることは全てやっているつもりなので、それは内容、結果となって明日出てくれれば」と語った。

 リラックスした表情で練習に臨んだ久保は自身のコンディションについて「プロだったら試合にいいコンディションで臨むのが当たり前だと思うので、いい準備ができている」とキッパリ。チーム内のコミュニケーションも「みんなで話すことは話して、自分の中でとどめるより共有した方がいいと思っているので、そこはみんなできていると思う。(ベテランとも)年齢関係ないと思うので、特にベテランだから若手だからというのはないのが今の代表のいいところだと思うので、みんな積極的に自分の思ったことを言うことがチームの強さにつながると思うので、そこはみんなうまくやっていると思う」とチーム全体がいい状態であることを明かした。

 W杯を占う上で重要な一戦となる強豪国のドイツとの一戦に向けては「向こうは前回大会の初戦で負けていると思うので、1次リーグでも嫌な思いをしての4年だったと思うので、変に取りこぼしとか向こうのミスを期待してはいけないと思うし、そういった意味で、僕たちもミスを減らして、いかに簡単にじゃないが、変なことをしないかが立ち上がりで大切になる。うまくいかないと、焦ることもあるが、自分たちの立場的にうまくいかなくて焦る相手ではない。むしろうまくいかないことが当たり前だと思って試合に臨めればいい入りになると思う」と相手のミスを待つのではなく、立ち上がりから自分たちのサッカーを貫いていくことが大事だと語った。

 自身のドイツ戦へのイメージは「そもそも守備に回るつもりでやろうとは個人的には思っていない。押し込まれてしまったらしょうがないが、最初から守ろうと思って守り切れる相手ではない。牙を見せておかないといけない。ずっと引いて守れるのならどのチームも守れちゃうと思うので、それを守らせないのが強豪国のゆえんだと思うので、そういうところで自分たちの時間を長くつくることを目標にやっていければと思う」と自身初となるW杯本番へ強気の姿勢を示した。

<日本のW杯グループリーグ日程>
初戦 VSドイツ(日本時間23日22時)
第2戦 VSコスタリカ(日本時間27日19時)
第3戦 VSスペイン(日本時間12月2日4時)

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