スペイン　選手7人が風邪で体調不良　指揮官がクーラー禁止令　大量離脱はなし

練習を見守るスペインのルイスエンリケ監督（ロイター）

　スペイン代表のルイスエンリケ監督（52）が20日、選手にクーラー禁止令を出した。選手7人が風邪でコンディション不良を抱えていると地元紙アスが同日に報道。クーラーが原因と伝えられた。指揮官は自らの動画配信サービスで状況に触れ「カタールは気温が高いので強くエアコンを効かせているが、オフにする必要がある。風邪に注意しなければ」と語った。

　21日の練習を風邪の症状で欠席したのはDFカルバハル1人にとどまり、別メニュー調整も膝に問題を抱えるDFギリャモン1人。風邪から回復途上のFWモラタらは元気な姿を見せ、大量離脱によるチームへの影響は避けられそうだが、欧州と異なる気候への順応に苦しんでいる選手がいることは間違いないようだ。