チリ　ビダル２発も“不運”ドロー、決勝Ｔ進出は持ち越し

南米選手権１次リーグＡ組、メキシコ戦でゴールを決め喜ぶチリＭＦビダル（ＡＰ）

南米選手権

（6月16日）
　南米選手権は１次リーグＡ組の２試合が１５日に行われ、地元チリは招待国メキシコと３―３の引き分け。決勝トーナメント進出は持ち越しとなった。ボリビアは前半に３得点を挙げてエクアドルを３―２と破り、地元開催で準優勝した９７年大会以来１８年ぶりの勝利を記録した。

　大黒柱のＭＦビダルが２得点１アシストをマークしながら引き分けた。２―２の後半９分に決めたＰＫはチリ代表通算１０００得点目となったが、同２０分に追いつかれると、同３５分にＦＷサンチェスが裏へ抜けて決めたプレーはオフサイドの判定でノーゴール。微妙な判定にビダルは「内容は良かった」と前向きだった。