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なでしこ 3連勝で1次L首位通過!格下に苦戦、3戦連続1点差

[ 2015年6月17日 07:50 ]

<日本・エクアドル>先制点を挙げ、喜ぶ大儀見(中)ら(AP)

女子W杯カナダ大会1次リーグC組 日本1―0エクアドル

(6月16日 ウィニペグ)
 サッカーの女子ワールドカップ(W杯)カナダ大会は16日(日本時間17日)、各地で1次リーグが行われ、連覇を目指す女子日本代表のなでしこジャパン(FIFAランク4位)はC組でエクアドル(同48位)に1―0で勝利を収め、C組首位で1次リーグを通過した。

 すでに16チームで行われる決勝トーナメントへ進出を決めているなでしこジャパンは、第2戦のカメルーン戦から先発7人を入れ替えて臨み、前半5分にエース大儀見の今大会初ゴールで先制。だが、格下相手に追加点がなかなか奪えずに前半を1―0で折り返すと、後半から佐々木監督が動いた。

 後半開始からセンターバックの北原に代えて上尾野辺を投入して左MFに配置すると、左MFで先発していた宮間をボランチに下げ、ボランチで先発していた田中をセンターバックへ。さらに後半7分には左サイドバックで先発していた鮫島を左MFへ、上尾野辺を左サイドバックへと大幅な“緊急改造”を行った。

 そして迎えた後半30分、今度は大野に代えてW杯初出場の永里を投入すると、35分には菅沢に代えて右ひざ打撲のため1次リーグは温存する予定だった岩渕まで投入。試合終了間際まで大儀見、永里の姉妹や岩渕らがゴール前に迫ったが、結局、追加点を奪うことはできず、1次リーグは3戦すべて1点差での勝利となった。

 C組を首位で通過した日本の次戦は、日本時間24日午前11時キックオフの決勝トーナメント1回戦。8強入りを懸けてA(オランダ)、B(タイ)、F組(未定)いずれかの3位チームと対戦する。

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