大儀見&永里“きょうだい愛”で成し遂げた史上初W杯同時出場

[ 2015年6月17日 12:20 ]

ボールをコントロールするFW大儀見(中)(AP)

女子W杯カナダ大会1次リーグC組 日本1―0エクアドル

(6月16日 ウィニペグ)
 W杯連覇のかかるなでしこジャパンが、3連勝で1次リーグ首位通過を決めた。前半5分に先制&決勝ゴールを決めたエース大儀見優季(27=ボルフスブルク)にとっては、待望の今大会初ゴール。後半30分には、妹の永里亜紗乃(26=ポツダム)がW杯デビューを果たし、男女を通じて日本サッカー界初となる“きょうだい”でのW杯出場を果たした。

 代表MFとして2度のW杯に出場し、昨季限りで現役を引退した小林弥生さん(33=日テレ・ベレーザ育成組織アシスタントコーチ)は、かつて日テレで2人と一緒にプレー。「日本の歴史の中で初めてのこと。2人ともうれしいと思う」と喜び、「亜紗乃も積極的に前に行ってボールに絡もうとしていたし、試合が停滞していた中で亜紗乃と岩渕が途中出場して積極的にプレーしたのはチームにとっても大きい」と評価した。

 姉妹については「お兄ちゃん(長男・源気=ラチャブリーFC)も含めて普段から“きょうだい愛”を感じる。小さい頃から競い合って、W杯を目標に頑張って来た。その2人が同じ舞台に立って一緒に試合をするのはすごいこと」と小林さん。妹の亜紗乃が13年1月にポツダムへ移籍した際には、前年になでしこリーグ杯のMVPに輝くなど右肩上がりに調子を上げていたこともあって「まだ早いのでは?」「もう少し日本で一緒にやりたかった」と寂しい気持ちもあったという。

 だが、「あのタイミングで海外に挑戦して、こうしてW杯の舞台に立てた。亜紗乃、良かったね!という気持ち。元チームメートとしてうれしいし、誇らしい」と喜び、姉の大儀見が今大会初ゴールを決めたことについては「1次リーグで1点取って決勝トーナメントに行けるのは大きい。選手にとって、特にFWにとって最初の1点を取ると取らないでは全然気持ちが違う」と精神的にもより落ち着いて決勝トーナメントに臨めることを指摘した。

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