なでしこ　首位通過なら“ご褒美”１８日は完全オフへ

女子Ｗ杯１次リーグＣ組 日本―エクアドル

（6月17日 ウィニペグ）
　女子Ｗ杯１次リーグ首位通過を決めた場合は、なでしこイレブンにうれしいご褒美が待っている。

　１６日のエクアドル戦から２３日にバンクーバーで行われる決勝トーナメント１回戦まで中６日となるため１７日の移動を経て１８日に完全オフが設けられる。試合間隔が６日も空くのは異例で、関係者によれば、大会中の休養日も珍しいという。なでしこはカナダ入り後に連日の２部練習で調整。さらに１次リーグ３試合が組まれた。「足の裏全体に疲れがたまる」と岩清水が話すように、慣れない人工芝の疲れも抜けるだけにプラスに働くことは間違いない。

　今大会のなでしこは、原則的にオフの時間は外出ＯＫ。とはいえ「自由時間が少なくてホテルの近くのスタバしか行ってない」と宇津木が漏らしており、貴重なオフは神経をすり減らした選手たちの精神面にも好影響がありそうだ。２位通過なら中３日で決勝まで東西４都市の移動を強いられるだけに、首位通過のメリットは計り知れない。