パンチ佐藤 タレント転身のきっかけ告白 当時の仰木彬監督から「今だ!」引退勧告も「社長から電話が…」

[ 2024年3月27日 14:15 ]

パンチ佐藤
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 元オリックスで現在はタレントのパンチ佐藤(59)が27日、フジテレビ「ぽかぽか」(月~金曜前11・50)にゲストとして生出演。プロとしての現役引退を決意し、タレントになったきっかけを明かした。

 この日は大のオリックスファンとして知られるお笑いコンビ「ますだおかだ」の岡田圭右と共にゲストの勝手なイメージについて語る「ぽいぽいトーク」のコーナーに登場。「イチローさんを見て引退を決意したっぽい」とのイメージを振られると、「難しいよねえ」と「△」の札を掲げてみせた。

 佐藤は89年ドラフト1位で社会人・熊谷組からオリックス入団。その2年後、ドラフト4位でイチロー氏が入団してきた。「3年一緒だね、ロッカーも隣同士で」と振り返ると、「やっぱり僕なんか小さい時から野球やってるから、ユニホームの着こなしであったり走る姿見たら“ああ、こいつ違う”って分かるよねえ」と語った。

 イチローについては「僕なんかは下手くそだったけど、みんなが昼寝して、みんなが遊んでる時にこつこつ努力してプロ野球選手になったタイプだから、イチローは本当にウサギとカメで言えばウサギみたいなやつ。それが昼寝しないんだもん。そりゃあ抜かれるよ」と形容し脱帽した。「だからやっぱりすぐ追い抜かれちゃって、ここまでかなあって言うのはあったよねえ」と振り返った。

 その後、当時の仰木彬監督からは「パンチな、お前の家はお父さんサラリーマンだろ、お前が稼がなきゃいけないじゃないか。結婚して子供もできたんだろう。お前、4、5000万円もらってると思ったぞ。1000万円じゃないか。テレビの世界に行ったらその3倍、4倍稼げるぞ。いろんなテレビ局の人に聞いたらお前にはセンスがあるらしい」との言葉が。

 佐藤は「センスあるんならいつ辞めたっていいじゃないですか」と返したものの、仰木監督は「パンチ若いなあ、辞めるには1年早くてもいけない、1年遅くてもいけない、今だ!」と現役引退を勧められたとした。

 するとその後、「やしきたかじんさんの(事務所の)社長から電話かかってきてさあ、“コーヒー飲もう”って言われて」と連絡が。そこで「一緒に頑張ろう」「仰木監督から頼まれてるんだ」と言われ、引退後の進路が準備されていたことを知ったという。

 仕事はすぐに来たかと問われると「来たねえ」と回答したものの、「僕は芸能人になるつもりはなかったの」と意外な言葉が。「有限会社パンチ企画っていうのを作って、熊谷組って建設会社にいたから、そこの下請け、孫請け、ひ孫請けの仕事もらって頑張ろうと思ったんだけどバンバン(タレントの)仕事来るから。じゃあ12月31日までご褒美ということでって言ったら1月になっても2月になっても来るわけ」と佐藤。

 テレビ局関係者からは「パンチくん、アルバイト的にやるのかい?真剣に勝負するのか、意思表示してくれ」とも言われたとし、「ニッカポッカ履いて作業着来て真っ黒になってやってやるって気持ちがあれば、行けるとこまで行ってやれ!って思ったら29年だったですね」としみじみと話した。

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