村杉蝉之介被告に有罪判決、俳優活動中止へ「心からお詫び…恥じ入るばかり」 グループ魂は6人で活動

[ 2024年3月27日 19:05 ]

村杉蝉之介被告
Photo By スポニチ

 密売人から薬物を買ったり自宅で所持したりしたとして、麻薬特例法違反などの罪に問われた東京都足立区、元俳優村杉蝉之介(本名・友一)被告(58)に福島地裁(三浦隆昭裁判長)は27日、懲役10月、執行猶予3年(求刑懲役10月)の判決を言い渡した。

 所属事務所の「大人計画」は同日、判決を受けてコメントを発表。「本日、弊社所属の村杉蝉之介が、麻薬特例法違反等の罪による判決を受けました。関係者の皆様ならびにご支援頂いている皆様、そして社会に対して多大なるご迷惑をおかけいたしましたことを改めて深くお詫び申し上げます」と謝罪。

 「弊社といたしましては、今後、村杉蝉之介の俳優活動は中止いたしますが、大人計画メンバーとして、今後の更生に向けての生活をサポートし、社会人として前を向いて生活していけるよう支援していく所存です。なお、グループ魂に関しましては、今後6人で活動を続けてまいります」と今後について報告。「二度とこのような事態にならぬよう深く反省し、所属メンバー、スタッフ共に、皆様からの信頼回復に向けて誠実に努力してまいります。この度は、誠に申し訳ございませんでした」と結んだ。

 村杉被告も同社を通じて「この度は、私の無責任かつ愚かな行動により大人計画のファンの皆様、私が出演させていただいた映像、舞台の作品のファンの皆様、お世話になった共演者、スタッフ、関係者の皆様に多大なるご迷惑をおかけし、不快な思いをさせてしまったことを心からお詫び申し上げます。この様な犯罪に手を染めてしまった自分の身勝手さ、責任感の無さ、想像力の無さ、プロ意識の無さ、年齢にそぐわない愚鈍さに恥じ入るばかりです。今回の判決を真摯に受け止めます。罪の意識を決して忘れず、社会人としてまじめに誠実に正しく生活していく努力をし、一日一日を大切に生きていきます。改めて皆様、本当に申し訳ございませんでした」とコメントした。

 起訴状によると、被告は2022~23年、密売人に計約18万円を支払い、合成麻薬MDMAのようなものなどを鹿児島県内から自宅に郵送させたほか、自宅で指定薬物HHC約2・8グラムや大麻リキッド約0・49グラムを所持したとされる。

 村杉被告はNHK連続テレビ小説「あまちゃん」などに個性的な役で多く出演し、ロックバンド「グループ魂」のメンバーとして05年のNHK紅白歌合戦に出場した。

続きを表示

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2024年3月27日のニュース