【どうなる松本VS文春(2)】文春、真実性証明へ正念場 松本の「身体的特徴」証言なら記事に信ぴょう性

[ 2024年3月27日 05:30 ]

松本人志
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 ダウンタウン・松本人志(60)への文春砲から約3カ月。週刊文春は12月27日発売号での性的行為強要報道を皮切りに、計11号にわたって疑惑などを取り上げてきた。報道への異論や批判も含む異例の自己検証記事まで掲載する周到さが際立った。

 しかし、今月上旬に潮目が変わった。元編集長で文芸春秋総局長の新谷学氏がYouTube番組で一連の報道について「客観的な証拠はない」という発言をしたためだ。ネット上では「それは私刑なのでは?」などと逆風が強まっている。

 客観的な物的などの証拠がないとみられる中で迎える裁判。松本側が「事実無根」と訴えている「性的行為の強要」を文春側が立証する上で、誌上で告発したA子さん、B子さんの証言に頼るしかなさそうだ。

 その2人の証言から客観的な証拠になり得るものがあるという。レイ法律事務所の河西邦剛弁護士は松本の身体的特徴を挙げ「例えば、体についた傷です。本人が全裸にならなければ分からない情報を証言できたら彼女たちの信用性は非常に増すことになると思います」と指摘。2人とも松本が当時、全裸だったと誌上で主張しており、身体的特徴を言い当てる証言をすれば、文春報道の信ぴょう性は高まるという。

 一方で、文春側は取材をどれだけ尽くしたかという「真実相当性」も主張するとみられる。同じような飲み会が行われたとする第2報以降が「相当性」を立証する上でポイントとなるという見方もあるが、河西氏は「第2報以降の女性に関しては影響はありません。あくまでA子さん、B子さんに取材を尽くしたかどうか」と説明した。

 新谷氏の発言後、セクシー女優の霜月るな(33)、たむらけんじ(50)と、松本の別の飲み会に参加した当事者に報道を否定されたことでさらに逆風が強まっている文春。真実性を証明できるのか、正念場を迎えている。


 ≪松本のコメント「早くお笑いがしたい」受け、後輩芸人渡邊センス「何にも間違ってない」≫ 松本が25日にコメントを発表したことを受け、霜月は「一日でも早く戻ってこれますように」「松ちゃんの代わりはいない!」とSNSに投稿した。松本の別の飲み会に参加し、松本に女性をアテンドしたと文春で報じられたお笑いコンビ「クロスバー直撃」の渡邊センス(40)はSNSで「何にも間違ってない」とした。

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