パックン 水原氏解雇問題で私見「年収100億円の人にとっては6億円の振り込みは…」

[ 2024年3月27日 13:58 ]

パックンこと、パトリック・ハーラン
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 米コロラド州出身でハーバード大卒のお笑いコンビ「パックンマックン」のパックンことパトリック・ハーラン(53)が27日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。ドジャース・大谷翔平投手(29)が25日(日本時間26日)、専属通訳だった水原一平氏(39)の違法賭博問題について初めての取材対応となる会見をドジャースタジアムで開いたことについてコメントした。

 大谷は、声明を発表した11分33秒の中で、手元にメモを置き、「結論から言うと、彼(水原氏)が僕の口座からお金を盗んで、みんなにうそをついていたことになります」などと説明し、自身の賭博、違法ブックメーカーへの送金を含めて賭博への関与を完全否定。新たな水原氏のうそについても言及し、今後は大リーグ機構(MLB)、警察などの調査、捜査に全面協力する意向を示した。米メディアの報道では、大谷の口座から少なくとも450万ドル(約6億8000万円)が送金された。

 大谷が問題を初めて知ったのは、水原氏が「私はギャンブル依存症」と告白した20日の開幕戦後のミーティング。その後、ホテルで水原氏から事情説明を受け「やっぱりこれはおかしい」と代理人、弁護士、ド軍と協議。「弁護士は窃盗と詐欺なので、警察当局に引き渡すという報告をしました」と21日の解雇までの経緯も明かした。

 パックンは、今回の問題について、「皆さんは、この6億円という額に驚きますが、年収7000万ドル近く、つまり100億円くらいの人にとっては、この6億円の振り込みはそんな珍しい話ではないと思うんですよ。不動産を購入するとか、投資をする時もそうですし、税金を払うだけで何千万ドルが動いたりしますから。銀行が50万ドルの振り込みにそんな驚かないでしょうし…」とし、「水原さんが普段からどれくらい大谷さんの金融関係に携わっていたのか分からないですけど、そのパスワード、またお母さんの旧姓とかの個人情報を握ってれば、誰だってできることですよ。ですから彼が正当な理由で教えてもらったとしたら、その後はどう使っても本人次第ですよ」と自身の見解を述べた。

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