乳がん公表のブラザー・コーン、復帰ライブで16曲熱唱「ぶっ倒れるかも」 実は左手首骨折していた

[ 2024年3月24日 21:00 ]

復帰ライブで熱唱するブラザー・コーン(撮影・島崎忠彦)
Photo By スポニチ

 昨年8月にステージ2の乳がんを公表した歌手のブラザー・コーン(68)が24日、都内で約半年ぶりとなる復帰ライブを開催した。代表曲「WON’T BE LONG」など16曲を歌唱し復活を印象づけた。

 丸刈り頭で、小柳ルミ子(71)の名曲「お久しぶりね」をカバーしながら登場すると、満員の150人のファンから歓声が上がった。「もしかしたらぶっ倒れるかもしれないけれど…」とジョークを飛ばしながらも持ち前のハスキーボイスは健在だった。

 昨年、男性では1000人に1人の割合で発生する「希少がん」の乳がんに罹患したと公表。「左胸にしこりがあって、調べたらがんだった。寝耳に水でした」と当時を回想した。実は17、18年ほど前にも前立腺がんで闘病した経験があるといい「2回目で一瞬今回はヤバいと思った。でも幸い早期発見ですぐに治療することができた」と語った。

 今年1月には乳房切除術を行い、現在も抗がん剤治療の最中。ただ副作用に悩まされることは多いといい「めまいやふらつきがあります。すぐに喉がカラカラになってしまいます」と現状を説明。2週間ほど前には自宅で転倒し、左手首を骨折したことも明かした。

 数多くのダンスナンバーで知られる中、この日はしっとりとした曲を中心にセットリストを構成。途中、座りながら歌ったり曲を披露するごとに水を飲む様子を見せていた。

 8月には相方のブラザー・トム(68)と「バブルガム・ブラザーズ」のライブも開催予定。トムとは“不仲説”をささやかれもするが「がんを公表してもトムからは連絡は来ませんでした。でもそれは2人のギャグみたいなもの」と笑顔。「でも会えばすぐにあうんの呼吸でライブができる。これからもガンガン頑張っていきたい」と呼びかけた。

続きを表示

この記事のフォト

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2024年3月24日のニュース