【光る君へ 大河絵(光る君絵)】第11話 なぜ…熱い口づけ後の哀しき“破局” 道長の咆哮、まひろ放心

[ 2024年3月24日 17:01 ]

イラストレーターの石井道子氏が描いたNHK大河ドラマ「光る君へ」大河絵第11話 なぜ…熱い口づけ後の哀しき“破局”道長の咆哮、まひろ放心
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 女優の吉高由里子(35)が主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜後8・00)は24日、第12話が放送される。

 <※以下、ネタバレ有>

 先週の第11話は「まどう心」。藤原兼家(段田安則)によるクーデター「寛和の変」。花山天皇(本郷奏多)が退位し、藤原為時(岸谷五朗)は再び官職を失った。まひろ(吉高由里子)は左大臣家の娘・源倫子(黒木華)に父の復職の口添えを頼むが、断られる。一方、東三条殿は藤原道隆(井浦新)の嫡男・伊周(三浦翔平)らも招いて宴が催され、栄華を極めようとしていた…という展開だった。

 やっとまた会えた――。道長からの誘いに、まひろは廃邸へ。再会した2人は言葉も交わさず抱き合い、熱く甘い口づけを交わした。しかし…。

 道長「妻になってくれ。遠くの国には行かず、都にいて政の頂を目指す。まひろの望む世を目指す。2人で生きていくために、俺が考えたことだ」

 まひろ「それは、私を北の方(正妻)にしてくれるってこと?妾(しょう)になれってこと?」

 道長「そうだ。北の方は無理だ。されど、俺の心の中ではおまえが一番だ。まひろも心を決めてくれ」

 まひろ「耐えられないそんなの!」

 道長「ならば、どうしろというのだ!どうすれば、おまえは納得するのだ。言ってみろ。勝手なことばかり…勝手なことばかり言うな」

 悲しみと怒りの表情で道長を立ち去り、呆然と立ち尽くすまひろ。平安の時代になぜかマッチしたギターの音色がより切なさを演出した。互いを長く強く想い、熱い口づけを交わし、体も重ねた“初恋”の終わり…。交わり、重なり、すれ違い、心が離れていく哀しき2人を描く。

 ◇石井 道子(いしい・みちこ)絵描き。千葉県生まれ。清野菜名と松下奈緒がダブル主演を務めたテレビ朝日の昼帯ドラマ「トットちゃん!」(2017年10月期)劇中画を手掛ける。「ALL OF SHOHEI 2023 大谷翔平写真集」「スポニチ URAWA REDS 2023 浦和レッズ特集号」(スポーツニッポン新聞社)などにイラストを掲載。スポニチアネックスでの大河絵連載は「鎌倉殿の13人」(2022年)、「どうする家康」(2023年)に続き3年目。

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