中山美穂語る「底知れぬ力がわいてくる」パワフルなステージを支える日々の習慣とは…

[ 2024年3月24日 07:20 ]

4月に全国ツアーをスタートさせる中山美穂
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 女優で歌手の中山美穂(54)が全国ツアーをスタートさせる。4月7日の石川・金沢を皮切りに、6月21日の東京・立川まで19都市21公演を予定している。1985年6月にシングル曲「C」でデビュー後、瞬く間にトップアイドルとなり、来年は40周年。50代半ばになってもエネルギッシュに前向きなミポリンの秘密を聞いた。(鈴木 美香)

――昨年は24年ぶりの全国ツアーを成功させました。ステージではいつもパワフルに歌って踊っていらっしゃいましたが、今年は4月から6月まで19都市21公演。体力づくりではどんなことをしていますか?
「もともと体力がものすごくあると思っていて、特にステージに上がると底知れぬ底力がわいてくるタイプなんです。だから、今回も心配はしていないです。体力づくりにつながっているのかなと思うのは、普段から基本的にものすごく歩きます。長くて4時間ぐらいですね」

――4時間も?!どんなことをしながら歩いていますか?
「曲を覚えたり、今度はどんな曲を皆さんに聴いていただこうかな?とか、考え事もできますし、気分転換にもすごくいいんです。『バスを待つなら歩いちゃえ』みたいに思って停留所を何個も歩きますね。『私は気持ちも時間も余裕があるんだよ』と自分自身に知らせるためにも歩きます。毎回発見があって、今日は車の動きが気になるとか、人の動きに目が行くなあとか、においが気になるなあとか…。リズムを刻みながら進んで行くうちに自分のコンディションも分かってくる。自分の居場所も分かってきますね。体力的にも精神面でも私にとっていい影響があると思っています」

――3月1日がお誕生日でしたね。50歳を過ぎてご自身で変わったことはありますか?
「どんどん強くなっている気がします。そして、いい加減になってきたかも(笑い)。年齢を重ねるごとに、考え方とかが変わっていくのが楽しいですね。もともとためこむタイプで、ずっと悩みがある感じだったんですけど、今は基本的にはストレスないですね。今はほとんど怒ることもなくなってきました」

――これからどのように年をとっていきたいですか?
「もうなりゆきです。ずっととにかく音楽をやりたいと思っていました。それができていれば、どんなことがあっても頑張れるっていうか…。待っていてくれるファンの皆さんがいるというのがすごく大きくて、大きな原動力になっています」

――頑張るための転機になったことはありますか?
「去年のツアーです。ステージ上で『自分ができてる』と感じられました。自然と振り付けも体が覚えていて…。それがすごくうれしくて。こんな幸せなことはないと思いました」

――来年40周年ですね。
「何かしたいと思っています。おかげさまで楽曲がたくさんあります。いろんなタイプの曲なので、それをつなげるっていうのはちょっと難しいですけど、これもやっちゃうのっていうような曲をやっていきたいです」

――今年のツアーでやっていきたいことは?
「今年の今回のツアーも『えっ、これ歌っちゃうの?』っていうのをやっていきます。それから、お客さんとコミュニケーションとれるような何かはしたい。トークコーナーで語ったりもしたいかな…。ぜひ皆さんに楽しんでいただきたいです。自信を持ってお届けします!」
 
▽「Miho Nakayama Concert Tour 2024 -Deux-」
4月7日(日)石川・金沢歌劇座で全国ツアーをスタートさせた後は、4月11日(木)、4月12日(金)に東京・丸の内「東京国際フォーラム ホールC」で開催。6月21日の東京・立川まで計19都市21公演をめぐる。

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