「光る君へ」髪の毛1本でも…源明子・瀧内公美“玉砕覚悟”ネット戦慄「六条御息所」兼家呪詛のため結婚

大河ドラマ「光る君へ」第12話。源明子（瀧内公美）が藤原道長との縁談を快諾したのは…（C）NHK
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　女優の吉高由里子（35）が主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」（日曜後8・00）は24日、第12話が放送された。話題のシーンを振り返る。

　＜※以下、ネタバレ有＞

　「ふたりっ子」「セカンドバージン」「大恋愛～僕を忘れる君と」などを生んだ“ラブストーリーの名手”大石静氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ63作目。千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を紡いだ女流作家・紫式部の波乱の生涯を描く。大石氏は2006年「功名が辻」以来2回目の大河脚本。吉高は08年「篤姫」以来2回目の大河出演、初主演となる。

　第12話は「思いの果て」。藤原道長（柄本佑）の妾になることを断ったまひろ（吉高由里子）。藤原為時（岸谷五朗）に官職復帰の目途もなく、生計のため、藤原宣孝（佐々木蔵之介）はまひろの婿探しを持ち掛ける。まひろと決別した道長は、かねて持ち上がっていた源倫子（黒木華）との縁談を進めるよう、藤原兼家（段田安則）に依頼。一方、藤原詮子（吉田羊）は藤原家との因縁が深い源明子（みなもとのあきこ／瀧内公美）と道長の縁談を進めようと図るが…という展開。

　明子は詮子が提案した縁談話を快諾した。

　高松殿。明子の兄・源俊賢（本田大輔）も「よい話だ」と好感触。明子は「道長の妻となれば、兼家に近づけます。兼家の髪の毛1本でも手に入れば、憎き兼家を呪詛できます」「私の心と体なぞ、どうなってもよいのです。必ずや、兼家の命を奪い、父上の無念を晴らします」と玉砕の覚悟を明かした。

　左大臣だった明子の父・源高明は、藤原氏による政変「安和（あんな）の変」（安和2年、969年）で失脚。大宰府に左遷となった。詮子は高明の怨念を恐れている。

　SNS上には「呪詛のための結婚…怖い」「ホラーだ…」「恐ろしい覚悟」「憎しみの塊のよう」「（『源氏物語』で嫉妬のあまり生霊となる）六条御息所っぽいイメージがいい。激しい生き霊を放ちそう」などの声。本格初登場からいきなり、視聴者に戦慄が走った。

　次回は第13話「進むべき道」（3月31日）が放送される。