谷村新司さん送る会 最後は参加者全員で「昴」合唱 盟友の堀内孝雄や加山雄三が悲しみの別れ

[ 2023年12月11日 19:18 ]

<谷村新司を送る会>谷村新司さんの遺影 (撮影・白鳥 佳樹)
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 10月8日に死去した「アリス」でシンガー・ソングライターの谷村新司さん(享年74)のお別れの会が11日、東京・グランドプリンスホテル新高輪「飛天」で開かれた。

 12月11日は谷村新司さんの誕生日で、グランドプリンスホテル新高輪「飛天」は、1983年に初のディナーショーを立ち上げた場所。そんな思い出の多い場所での「お別れの会」司会進行役には、フジテレビの軽部真一アナウンサーと元NHKでフリーアナウンサーの有働由美子が務めた。

 会では「アリス50周年」のライブ映像などを見た後、堀内孝雄がステージに上がり、思い出を吐露。盟友の早すぎる旅立ちに「自分の歌を大切に歌っていくことが大切。チンペイさんは今も生きていると思います」と気丈に語りながらも、『谷村さんに送りたい言葉は』と問われると「そうですね…寂しいです。はい」とポツリと語り、目を潤ませたる一幕もあった。」

 また、加山雄三とフルコーラスを歌う「サライ」の歌唱映像も流れた。「サライ」は加山と谷村さんの制作により誕生した名曲。映像を見た加山は「もう思い出が多過ぎて、何から話せばいいか分からない。懐かしい」と話し、「ありがとう。そのうち俺もいくから、また一緒にサライ歌おう」と遺影に呼びかけていた。

 そして、送る会の最後は参加者全員で「昴」を合唱。谷村さんの名曲の一つでもある「昴」は、近年歌唱の際に、スマホのライトをペンライト代わりにしていたことに則って、この日も参加者がスマホライトを点けて歌い、別れを告げた。

 堀内、加山の他に、送る会には武田鉄矢、堺正章、五木ひろし、ゆず、THE ALFEE、南原清隆、森口博子、平原綾香ら多くの著名人が参列。 会場に設けられた祭壇には笑顔の谷村さんの遺影が飾られ、愛用のギターやステージ衣装、コンサートのポスターなども展示された。同日にはファン向けの「お別れの会」も開かれ、約2000人が参加した。

 【谷村新司さん送る会の発起人】森喜朗、長谷川一明、千住明、黒柳徹子、加山雄三、石澤顕、都倉俊一、湯川れい子、日枝久(発起人代表)

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