「どうする家康」千姫“ぺんすう”受取拒否「お達者で…」江&ネット号泣「豊臣の妻」「茶々が複雑な表情」

[ 2023年12月11日 07:00 ]

大河ドラマ「どうする家康」第47話。江(マイコ)が預かった徳川家康からの贈り物「ぺんすう」に、千姫(原菜乃華・左)は…(C)NHK
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 嵐の松本潤(40)が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)は10日、第47話が放送された。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどの古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河初主演となった。

 第47話は「乱世の亡霊」。徳川家康(松本潤)がイギリス製大筒による攻撃を敢行し、難攻不落の大坂城は崩壊。茶々(北川景子)の妹・初(鈴木杏)と阿茶局(松本若菜)が話し合い、豊臣秀頼(作間龍斗)は大坂に留まるものの、城の堀を埋めることを条件に和議を結ぶ。しかし、乱世を求める荒武者たちが全国から大坂城に集まり続け、豊臣滅亡まで平穏は訪れないと、家康は再び兵を進める。そんな中、初と江(マイコ)は姉・茶々を止められるのは家康だけと訴え…という展開。

 「大坂冬の陣」(慶長19年、1614年)の和睦、徳川VS豊臣の最終決戦「大坂夏の陣」(慶長20年、1615年)に至る経緯が描かれた。

 初と江は大坂城へ。江は家康直筆の文を茶々に渡し、愛娘・千姫(原菜乃華)との再会も果たした。絵を描くのが好きな孫娘のためにと、家康から預かった「ぺんすう(鉛筆)」を贈ったが、千姫は「千は…豊臣の妻にございます!大御所様にお返しくださいませ。お達者で…」と拒否。“豊臣の妻”として覚悟を示し、母と決別した。江は徳川秀忠(森崎ウィン)の腕の中で慟哭した。

 徳川に下るか、抗戦か。茶々は愛息に決断を委ねる。秀頼は初めて自らの意思を示し、覚醒した。「共に乱世の夢を見ようぞ!」――。千姫も「徳川を、倒しましょう!」と続いた。

 SNS上には「娘から面と向かって縁を切られた江さん。胸が痛む」「お江と千姫のシーン、涙が止まらなかった」「江のつらさに号泣して、秀頼様の熱さにまた号泣した」「それにしても『ぺんすう』、この言葉だけで泣けるとは」「千姫が母と一線を引き、義母の元に座った時、茶々が複雑な表情をしていたのが印象的。ここから何か心情の変化があったのかな。もしくは妹の江から娘を取り上げてしまったのを心苦しく思っているのかな」などの声が相次いだ。

 次回は最終回(第48話)「神の君へ」(12月17日)が放送される。

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