武井咲が約12年ぶり本格歌唱「緊張で肩甲骨の上までガチガチに(笑)」来春テレ朝ドラマで登場

[ 2023年12月11日 06:00 ]

テレビ朝日開局65周年記念松本清張二夜連続ドラマプレミアム第一夜「顔」で、約12年ぶりに本格歌唱する武井咲(C)テレビ朝日
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 来年1月3日に放送されるテレビ朝日開局65周年記念 松本清張 二夜連続ドラマプレミアム『顔』(後9・00)に出演する女優の武井咲(29)が、約12年ぶりに本格歌唱に挑むことが11日、分かった。同局が発表したもので、武井は「緊張で肩甲骨までガチガチに」と心境を吐露した。

 今回のドラマプレミアムでは、W主演となる後藤久美子との初共演で挑む注目の作品。武井演じる《覆面アーティスト》井野聖良と後藤演じる殺人犯を目撃した《弁護士》石岡弓子が、追いつ追われつのサスペンスを展開する。そして、二転三転するスリリングな展開の今作で、武井が本格歌唱シーンに挑むという。クライマックスシーンで武井が歌う場面は、同局の人気番組『ミュージックステーション』チームが全面協力して撮影した。

 そんなスペシャルステージで歌唱シーンの撮影に挑んだ武井は、当時を振り返り、「緊張で肩甲骨の上のあたりまでガチガチに固まっていました(笑)」と興奮気味に語り、「フルでお見せしたいくらい、贅沢な時間でした」と十分な手応えを語った。

 当初は“代役”も想定されていたが、武井本人が「自分で歌いたい」という強い意思を制作側に伝えて実現。ファンも必見のステージパフォーマンスとなった。

 その意気込みを武井が語った。

 武井 今回、井野聖良という役をいただいて台本を読んでいく中で、聖良にとって「歌」というのは気持ちを伝える一番の、そしてただ1つの手段であり、だからこそとても大事な部分なんだと感じました。実は当初は気を使っていただき、私以外の方が歌うというスタンバイしてくださっていたのですが、やはり聖良の心情になり歌うということ、そしてそれを皆さんに届けることがすごく大切だと思い、「歌いたい」ということを伝えさせていただきました。

 正直なところ、歌は得意ではないですし上手くはないのですが、上手い下手よりも歌を通して聖良の思いを届けるというのは私がやらなくてはっていう責任を感じたんです。曲を決める段階でも、自分でレコーディングして、スタッフの皆さんに聴いていただいて…。自分の声を通して皆さんに聴いてもらうことが、この作品においても大事なポイントになるのではないか、という思いでした。

 ――実際に準備や練習はどのようにされたのですか?
 武井 ギターを弾きながら歌うシーンに関しては、とにかく1日1回ギターを触るようにしていました。やはり音楽をやられる方は、ギターもピアノも弾けることが当たり前。だから私も1日1回は触れて、馴染むように、という練習をしていました。

 ――『ミュージックステーション』のスタッフが手掛けたステージでの歌唱シーンもありますが、そこでパフォーマンスをした感想は?
 武井 本当に光栄でした! でもすごく緊張して、肩甲骨の上のあたりまでガチガチに固まっていました(笑)。聖良として、聖良という強い味方がいたからやりきれたなっていう感じです。『ミュージックステーション』のスタッフの皆さんが、ドラマでいったらすごく短いシーンのためにたくさんの準備をしてくださり、ライティングからカメラワークまで完璧に作ってくださり、その熱意に私自身もものすごく感動しました。フルでお見せしたいくらい、贅沢な時間でしたし、この作品の中の歌っていうのを本当に私は大事にしてた部分だったから、そこをしっかりとお力添えをいただけたことが本当に心強くて、ありがたかったです。

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