巨人・阿部慎之助新監督　OBたちへお願い「叱咤激励だったりとか、是非お会いして言って」対話を熱望

巨人・阿部慎之助監督
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　巨人の阿部慎之助新監督（44）が11日、ニッポン放送「ナイツザ・ラジオショー」（月～木曜後1・00）にゲスト出演。監督として迎える来季への意気込みを口にした。

　ナイツ・塙宣之がチームのまとめ方について質問。阿部監督は「とにかく“対話するってことをしていこう”と、一番最初に言いました」と選手たちとの対話を重視したいと語り「“誰かが言ってた”ではなく、じゃあ、その人と対面で話そうと。という方を大事にしようって言いました」と続けた。

　過去の経験などから「“誰かが言ってた”とかいう話は結構多かったので、“それだったら自分で言いに来いよ”って思った事もあった」といい「その人と直接会って話すのと、聞いたのはまた全然違うし、受け取り方も分かりませんし、相手の顔を見て話すのが大事だと思います」ときっぱり。「叱咤激励だったりとか、是非お会いして言っていただきたいと思いますね」とOBについても直接、言ってきてほしいと求めた。

　来季のライバルについては「筆頭は阪神になると思いますし、他の4球団もなかなか手ごわいところが多いので楽しみは楽しみ。不安もいっぱいですね」と語った。

　そして「楽しみ」な要素として「“○○してはいけない”ってのを取り除いてあげるっていう作業を僕はしていくので、そうなった時に選手がどういうモチベーションになってくれるのか、そういった時にどう変わってくれるのかが一番楽しみですね」と阿部監督。「宮崎の秋キャンプで“暴走族になれ”とか極端な言い方をしたんですけど、盗塁するならアウトなるなってのと、いいから暴走族なってっていう」と制限や禁止事項をもうけず、失敗してもいいから、まずはやってみてほしいと選手たちに願った。

　塙が「白米禁止は？」と今季、中日での試合前の白米摂取をめぐる話がメディアで騒がれたことなどからイジると「どしどし食って欲しいですね。食べてエネルギーは大事なので」と禁止にしないときっぱり答えた。