満島ひかり「不思議なたたずまいを持つ俳優」の岡田将生と14年ぶりタッグ 映画「ラストスマイル」

[ 2023年12月11日 05:00 ]

満島ひかり主演映画「ラストマイル」のビジュアル
Photo By 提供写真

 女優の満島ひかり(38)が映画「ラストマイル」(来夏公開)に主演する。TBSの人気ドラマ「アンナチュラル」「MIU404」などを手掛けた脚本の野木亜紀子氏と塚原あゆ子監督によるオリジナル作品。満島は、14年ぶりの共演となる岡田将生(34)とバディを組み、連続爆破事件の真相に迫る。

 標的となるのは、世界最大手のショッピングサイト。顧客の手元に渡った段ボールが爆発する事件が起き、その後、連続爆破事件に発展していく。現代社会でネットでの流通が止まったらという恐怖も描く、4日間のノンストップ・サスペンスだ。

 満島は、そのサイトで関東の4分の3を担う一大流通拠点に配属されたセンター長役。元々、女性を主人公に想定していた新井順子プロデューサーの「4日間をブルドーザーのようにけん引できる女優さん」という熱烈オファーに「塚原組に参加したい前のめりな気持ちが勝り、野木さんの脚本マジックには、ほう、とうならされるところがあった」と快諾した。

 撮影は既に終了し、満島は「感情をあまり描いていないのに登場人物たちが状況に没頭することで、隙間からその人だけの気持ちを感じられる。監督や岡田さんと謎を解いていく現場は面白いものでした」と充実感たっぷり。一方の岡田は、「とても難しい役をいただき、現場では常に頭を抱えながら臨ませてもらいました」と振り返った。

 2人の共演は、2010年の映画「悪人」以来。その際は、殺害される被害者と容疑者となる大学生として対峙(たいじ)したが、今回はタッグを結成し、流通を止めないまま事件解決に向け奔走する。満島は「不思議なたたずまいを持つ俳優さんで、彼にしか出せない品性とおかしみをとても素敵に感じます。その背中に何度か助けてもらいました」と感謝。対する岡田も「この方の前ではウソがつけない。見透かされる。こんなにも自由に、ウソがなく、カメラの前に立つ姿は見ほれてしまうほど素敵でした」と心酔していた。

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