ますおか増田　阪神18年ぶりVに感涙も…涙止まった瞬間「岡田監督、もう忘れてはるんですよ」

ますだおかだ・増田英彦
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　お笑いコンビ「ますだおかだ」増田英彦（53）が15日、TBS系「ゴゴスマ～GO　GO！smile～」（月～金曜後1・55）にコメンテーターとして生出演し、18年ぶり6度目のリーグ優勝を成し遂げた阪神を祝福した。

　マジック1で迎えた14日、巨人を4―3で撃破。球団最速優勝日だった03年の9月15日を1日更新する歴史的スピード決着だった。前回18年前と同じ巨人を相手に、甲子園で歓喜の輪を作った。セ・リーグでは2番目に長かった優勝ブランクを埋め、岡田彰布監督が見事に虎を蘇らせた。

　関西ローカルで特番にも出演した増田は「昨日、球場に行かせてもらいました。すごかったです。泣きました。昨日から何度泣いてるか」と、あらためて興奮ぶりを言葉で表現した。

　名古屋のスタジオで行われている同番組でも、スタッフの粋な祝福に涙したという。「名古屋に来てもね、『ゴゴスマ』の楽屋に入ろうとしたら、楽屋の張り紙のところに、スタッフが“増田さん、18年ぶりの優勝おめでとうございます”って（書いてあって）、楽屋の前号泣やねん。その気持ちと、（前日を）思い出して」と感謝した。

　長年の虎党だが、14日の甲子園球場は異様な雰囲気だったという。「僕も何回も甲子園球場に行っていますけど、昨日の甲子園の空気というのは今まで経験したことのないような、すごい空気でした。皆さん泣いているし」。さらに「ヒーローインタビューという名の、岡田さんの漫談ね。笑いを取って、泣き笑い。松竹新喜劇の世界で」と、岡田監督の個性あふれる優勝インタビューを称賛した。

　涙、涙の優勝だったが、増田は一瞬だけ涙が引いたことがあったと明かした。開幕前に岡田監督と話した際、優勝を「アレ」、日本一を「アチラ」と表現するという言質を取り付けたというが、14日のインタビューではすっかり忘れられていたという。「昨日、インタビューでね、“優勝はな、アレと言うてきたけどな、日本一は何て言うかまだ決めてないんでね”。ええっ！今年の大阪のスポーツ新聞の1面に“アレの向こうのアチラ”ってドーンと出てるのに。岡田監督、もう忘れてはるんですよ」と嘆いていた。