MBSテレビ編成部長　ジャニーズの文字含む番組名・関西ジャニ博「番組のあり方含め根本的に議論中」

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　MBSテレビは15日、大阪市内の同局で秋の番組改編会見を開き、ジャニー喜多川氏の性加害問題について言及。総合編成部の羽根俊輔部長（54）は「ジャニーズ事務所にこちらの要望を伝えながら、実施状況を見ていきながら今後の（所属タレントの）出演について決めていきたいという方針」と説明した。

　同局では「よんチャンTV」「関西ジャニ博」「サタデープラス」や新ドラマ「マイホームヒーロー」にジャニーズ事務所所属タレントが出演。同局で議論を重ねてジャニーズ事務所には「性加害の実態解明を求める。被害者への十分な救済の実施を求める。金銭的な補償だけでなく、心のケアなども含めて対応してほしいということ。再発防止のための具体策。適宜、どのような状況か報告をしてほしい」と通達。「適切に実施されているかを毎日放送として見させていただいて、それによって番組内容、出演者の判断材料にしようという考え方です」と羽根部長は説明した。

　特に「関西ジャニ博」については番組名にジャニーズの文字が含まれているため「果たして番組名がこのままでいいのか」と議論しており「番組のあり方を含め根本的に議論している最中。次の番組名をどうするというところまでは決めていない」とした。

　同局の視聴者センターには「ジャニーズのタレントを引き続き出すのはよくない。やめてほしい」「このような時だからこそ、タレントさんを応援してほしい」と視聴者から賛否両論の意見が寄せられている。