阪神18年ぶりV 関西地区で好視聴率!20・8% 瞬間最高29・0% サンテレビ完全中継、異例の発表

[ 2023年9月15日 10:04 ]

<神・巨>甲子園の宙に舞う岡田監督(撮影・大森 寛明)
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 14日にサンテレビ(兵庫県神戸市)で生中継されたプロ野球「サンテレビボックス席 阪神×巨人(甲子園)」(午後6時35分~)の平均世帯視聴率が20・8%(ビデオリサーチ調べ、関西地区)だったことが15日、分かった。個人視聴率は13・4%。関西地区の毎分最高は個人が20・0%、世帯が29・0%。午後8時51分、優勝を決めてナインが喜ぶ場面だった。

 通常、独立局の視聴率は発表されないが、今回はビデオリサーチが社会的な関心を鑑み、サンテレビの協力を受けて異例の特別集計をした。関西地区の調査地域を調査フレームとして無作為に抽出した1200世帯を元にして算出。調査対象にはサンテレビが視聴できない世帯が含まれているなかでの高い数値となった。

 サンテレビ編成局によると、97年のビデオリサーチ社の調査開始以降では、同局のプロ野球中継で最高視聴率となった。

 阪神が14日、18年ぶり10度目、2リーグ制以降では6度目の優勝を決めた。マジック1で迎えた巨人戦で41年ぶりの11連勝に伸ばし、岡田彰布監督(65)が今季最多4万2648人の観衆を集めた本拠地・甲子園球場で胴上げされた。9月は11戦全勝。2桁連勝での優勝決定はセ・リーグでは初めてで、球団史上最速の日付で頂点に立った。

 運命の一戦は、阪神ファンがこよなく愛するサンテレビが完全中継。同局の阪神戦中継でおなじみのベテラン、湯浅明彦アナウンサーが実況を務めた。

 2003年9月15日にリーグ制覇を決めた試合は関西テレビとサンテレビ、BSの3局が中継。関西テレビ17・1%、サンテレビ13・4%(関西地区)だった。05年9月29日の中継は読売テレビで23・6%、サンテレビ14・9%(関西地区)をマークした。

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