滝沢氏に近い人物次々と…ジャニーズ事務所 過去最多今年12人退所

[ 2023年6月8日 05:08 ]

Kis―My―Ft2 北山宏光が脱退、事務所退所

「Kis-My-Ft2」の(前列右から)北山、玉森、藤ヶ谷、(後列右から)千賀、宮田、二階堂、横尾
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 【記者の目】2019年7月にジャニー喜多川前社長が死去して以降、ジャニーズ事務所を退所するタレントは北山で23人目。今年だけで既に12人目だ。ジャニーズJr.のユニットだった「IMPACTors」の7人を含むが、これを除いても、最多だった2020年の5人と並ぶ。

 前社長の性加害問題が連日報じられる最中。この問題と北山の退所は直接的な関係はないが、ジャニーズが事務所内外で危機に直面していることが浮き彫りになった。

 今年の退所者には、昨年10月に事務所を去った滝沢秀明元副社長(41)に近いタレントが多い。元V6の三宅健(43)は滝沢氏とユニット「KEN☆Tackey」で活動するなど仲が良く、IMPACTorsは滝沢氏が誕生させたグループ。今後、何らかの形で滝沢氏と合流するとみられる。
 北山も滝沢氏に可愛がられてきた。Jr.時代の04年、滝沢氏の主演ミュージカル「DREAM BOY」に出演。それ以来、プライベートで食事や旅行をする仲だった。

 今年3月にTOBEの設立を発表した滝沢氏は、オーディションでタレントを募集中。「近く動き出すようだ」と話す芸能関係者もいる。滝沢氏の右腕はジャニーズ事務所の関連会社に勤めていた人物。ほかのスタッフもジャニーズ事務所の元関係者がそろう。着々と準備が整えられており、本格始動も近いとみられる。

 こうした動きから、気がかりなのは「Snow Man」や「SixTONES」など、滝沢氏がプロデュースを担ったグループ。今後のジャニーズ事務所を支えていく存在だが、滝沢氏の“再始動”がどういった影響を与えるのか。北山ら滝沢氏に近かったタレントが相次いで退所する中、ファンの心配の種は尽きない。(文化社会部デスク・小枝功一)

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