彩風&夢白の宝塚・雪組公演開幕!109期生が初舞台「清く、正しく、美しくを胸に刻み日々精進」

[ 2023年4月22日 16:55 ]

雪組公演「Lilacの夢路/ジュエル・ド・パリ!!」で初舞台を踏んだ119期生
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 雪組トップスター彩風咲奈(あやかぜ・さきな)と新トップ娘役・夢白あや(ゆめしろ・あや)のお披露目公演「Lilac(ライラック)の夢路/ジュエル・ド・パリ!!」が22日、兵庫・宝塚大劇場で開幕した。

 「Lilac…」は19世紀初頭のドイツを舞台に鉄道産業発展を目指す青年貴族(彩風)の奮闘物語。彩風の2人の相手役となる新トップ娘役・夢白は、そんな青年をたくましく支えるエリーゼを熱演した。元来、思いっきりの良さが持ち味の夢白は、彩風から「1人でも輝ける娘役であって」と熱望されていたそうで、その言葉通りの体当たり演技。彩風は「トップコンビとして最高に美しく、いいものをお届けしたい。何よりも雪組として最高の作品にしたい」と意気込んでいた。

 同舞台は今春入団した第109期生の初舞台公演。公演前の口上では、代表者3人が「清く、正しく、美しくを胸に刻み、日々精進して参りたいと思います」などと誓った。またショー「ジュエル…」のプロローグでは、ミモザをイメージさせる鮮やかな黄色の衣装で登場。大階段を下りた後に恒例のロケットを披露した。

 前日の公開稽古の後、取材に応じてた首席入団の音綺麗みあ(おとき・みあ)は「憧れの方々と同じ舞台に立てて舞い上がってしまいました」と初々しかった。さらに男役志望の早瀬まほろ(はやせ・まほろ)は「ずっと憧れていた舞台に立てて本当に幸せです夢のような、振りの最初の方で涙が出そうでした」と興奮気味に振り返った。娘役志望の美鈴桜(みすず・さくら)は「お客さまの心を動かす舞台人になりたいです」と夢を語っていた。公演は5月28日まで。 

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