松岡修造氏 「僕は相当嫉妬してた」テニス選手 かつて「うるさい!」と言われ、引退時には長文の手紙送る

[ 2023年4月22日 10:54 ]

松岡修造
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 元プロテニス選手でスポーツキャスターの松岡修造氏(55)が21日放送のTBS「A-Studio+」(金曜後11・00)にゲスト出演。女子テニスの元世界ランキング4位の伊達公子さん(52)について語った。

 松岡氏は10歳で本格的にテニスを始め、18歳でプロに転向。1995年、テニスの4大大会であるウィンブルドン選手権で日本男子として62年ぶりのベスト8に進出した。現在はジュニアの強化、育成とテニス界の発展に尽力し、様々な分野で頑張る人を応援する。

 MCの笑福亭鶴瓶が「奇麗な2人が、“あんな悪ガキはない”って言ってたよ」と松岡氏を良く知る人物を取材したと告白。「エピソード言うわ。テニスをしてはる人なんですけど、その人も試合、凄い人ですよ。で、(松岡氏が)応援に行ったら、“無理すんな!”って言うたんですよ、日本の旗振りながらね。そしたらその人が“黙れーっ”って。“邪魔すんな!やかましい!”って」と続けると、松岡氏はなぜか「本気出してごらん!」とその人物を当てるようMCの「Kis―My―Ft2」藤ヶ谷太輔に無茶ぶり。藤ヶ谷は「伊達さん?」とその人物の名前を当ててみせた。

 鶴瓶は伊達さんとテニス日本代表監督の杉山愛氏に取材したと言い、エピソードは伊達さんが1996年のフェド杯(国別対抗戦)でシュテフィ・グラフさんを破った時のものだと明かすと、松岡氏は「グラフって世界一の人なんですよ。もう今までの歴代で一番うまい人なんです。で、応援行ったんですけど、お客さんが声一人も出さない。僕が先頭切って応援をし始めた。みんなが声出すようになって。むちゃくちゃいい雰囲気でした」と振り返った。

 伊達さんに「無理すんな!」と叫んだ理由については、「5-0で負けてたんですよ。で痛かったんですよ。足が実は。だってまだこれからツアー周っていく。彼女はランキング4位ぐらいまで上がってたんです。だからもう、“無理すんな!”って言ったら、“うるさい!”って。それでびやーっと挽回し始めるわけです」と回顧した。

 鶴瓶はさらに「伊達さんは1回若いうちに辞めてるんですよ。その時に“なんで辞めるんや”ってもの凄い長い手紙を(松岡に)もろてるんですよ」との関わりを紹介すると、松岡は「伊達さんって凄かったんですよ。世界一いけたんですよ。一番脂のってる時に辞めるって言いだしたんで。正直まじで言いたくないけど、僕は相当嫉妬してた」と告白。「男だけど情けないけど、あれだけ凄くて、僕、一生懸命やったとしてもトップいけないしね。ふざけんじゃねえって僕は思って」との思いを明かした。

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