青木崇高 芸能事務所は生意気さで合格?“ケンカ面接”を回想「なんかねえ…腹立ってきたんですよ」

[ 2023年4月22日 20:18 ]

青木崇高
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 俳優の青木崇高(43)が22日放送のMBSテレビ「ごぶごぶ」に出演。芸能界入りのきっかけを語った。

 高校卒業後、地元・大阪府八尾市から上京。グラフィックデザイナーを目指し、専門学校に通ったという。卒業後、「映画が好きでビデオ屋でバイトしてた。飲み仲間に役者やモデルやってる人がいて“そういうの興味ないの?”って言われ、“いやいや俺なんか…”って言いつつ、まんざらでもない…みたいな」と芸能方面に導かれたという。

 だが、事務所の面接で「ちょっとケンカっぽい感じになっちゃってですね…」と告白。「当時僕は20歳そこらで、担当の女性は40代の気の強い方で。“モデルやりたいの?”と言われて“やらせてもらえるなら…”と返したら、“モデルは今、ハーフブームだからね”って。はあ!?と思った」と回想した。

 青木は「いや、ブームっていうのは今ど真ん中にあるから、結局は移ろう。じゃあ逆に僕とかのほうがチャンスあるんちゃいますか」と反論。聞き流された後、「役者もやりたいんだって?」と聞かれ意欲を示すと、「あなた関西弁ね。ほとんどの役が標準語だけど、どうなの?」と問われたという。「“そんなん明日になったらしゃべれてます”と。なんかねえ、腹立ってきたんですよ。なんやねんコイツ…って。コイツって言ったらあきませんけど」と苦笑いした。

 その後も、やりたい役について「殺人犯とかでなく、ごくありふれた日常にいる特徴のない人間を演じてみたい。そっちのほうが難しそうなんで」と答えると、実技を求められた。「こっちもカチンときてるんで“分かりました、やりましょ!”と」と別室へ。渡された台本が気に入らず、勝手にせりふを修正。読み合わせ時にせりふが違うと指摘され、「はい。このキャラはこういう背景があるならこれは言わないんじゃないですか?って言ったんです、生意気にも」と振り返った。

 脚本家の作品に手を加えることをとがめられたが、「僕は脚本家が絶対とは思いません」と言い返したという。青木の言動に、浜田は「ダメだ…俺やったらクビや」とあきれたが、「それで逆に気に入られたんか?」と質問。「多分そっちやと思います」と青木は答え、「生意気で合格や!」と浜田に評されていた。 

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