カマたく ジェンダーレストイレに「憶測で申し訳ないけど」「お前らのイメージアップのために生きてねえ」

[ 2023年4月22日 12:49 ]

カマたく公式インスタグラム(@kamataku_hyon)から

 ツイッターフォロワー数120万人を超える人気インフルエンサー・カマたくが22日、自身のSNSを更新。ジェンダーレスの男女共用トイレについて自身の考えを語った。

 ゲイであるカマたくは、17日放送のABEMA「Abema Prime(アベプラ)」(月~金曜後9・00)に出演し、ジェンダーレストイレについて激論。「ジェンダーレストイレ、いらなくね?」と率直な思いを語り、ネット上で大きな反響を呼んでいた。

 ツイッターとインスタグラムで動画を投稿したカマたくは「そもそもLGBT以外の人たちがLGBTQのことを考えてくれてるっていうのは、やっぱりとてもうれしいこと」としつつも「ゲイという業界で20年以上やってきましたけれども、少なくとも私の周りでジェンダーレストイレを欲してる人、見たことも聞いたことも会ったこともない」とバッサリ。

 「わたしの周りが、自分がLGBTQであるということを振り切って生きてる人が多いから、だからなのかなとも思ったんだけど」といい「それを欲している人たちは、こんなトイレが欲しいみたいなのがあると思うのよね。例えばアンケートをとるとか、ネットで世論を聞くとか」と提案した。

 カマたくは「私の憶測で申し訳ないんだけど、あれはきっと聞いてないと思われるのよ」「もしアンケートをとっていたとしたらならば、あのトイレはああはならなかったのではないかな」とコメント。「LGBTQ以外の人たちが憶測で作ったのだとしたら、じゃあ誰のためのトイレなの?」と疑問を投げかけた。

 こうした“LGBTQへの配慮”について「どうしても感じてしまうことがございまして」と語ったカマたく。「私はLGBTQにとても理解があって、心の広い人間なんです」「私たち企業は、少数派LGBTQの皆様の大切な意見に耳を傾けて、こんなに素晴らしい活動をしているんです」といった偽善が見え透いていると怒りをにじませた。

 カマたくは「お前らのイメージアップのために生きてねえんだ、こちとら。アクセサリーでもファッションでもインテリアでもねえぞ」と強い言葉で主張。続けて「多分なんですけど、お金、誰かすごい稼いでるとかじゃないんですかね?」「私たちはATMかなにかですか?」と話し「当事者たちが置いてけぼりになってる」と苦言を呈した。

続きを表示

2023年4月22日のニュース