体操系ユーチューバー、トランポリン失敗で救急搬送　頭を強打「1番やってはいけないことだった」

こうたろーインスタグラム（koutarou_423）から

　体操系ユーチューバー「シダックス」が、30日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。トランポリンの撮影中に、頭を打ち救急搬送されたことを報告した。

　シダックスは、東京五輪の体操女子日本代表で、2月に現役引退を発表した平岩優奈さんと、元体操選手・こうたろーとともに体操系の動画を公開しているユーチューバー。平岩さんとこうたろーは、今月6日に交際を報告していた。

　3人は動画冒頭、そろって正座し、シダックスが「僕が救急車で病院に運ばれました」と発言すると深々と頭を下げた。シダックスは「3月23日、トランポリンで撮影しているときに、僕が頭を打って気持ち悪くなって救急車で運ばれました」と説明。「あまりふざけるのもよくないし動画を出すか迷ったんですけど…とした上で「優奈ちゃんのルドルフ挑戦のときの感覚練習で、バク宙で1回ひねった後にトランポリンのところに頭をぶつけてふらついていた」と明かした。

　意識がもうろうとする中、撮影をすぐに中止し救急搬送。病院でCT検査などを受けた結果、異常はなかったといい「そこは大丈夫です」と無事を報告。「今後こういうことが起こらないように、無理だと思ったらやらない。怖いと思ったらやめる。これからは絶対に安全に配慮するということと、ダレてきたらやめよう。集中力が切れてきたなって思ったらやめるし、男子ノリみたいなこともなるべくしないように…」と、反省した。

　続けて「色んな方に迷惑をかけて本当に申し訳ないです。2人も動画を中断させて申し訳ない」と謝罪。平岩とこうたろーは「無事でよかった」と安どしていた。

　動画の概要欄には「今回は途中で技を止めてしまったことが1番の原因です」と分析。「これは体操をやっていたら1番やってはいけないこととして教わってきました。今まで技を途中で止めることはありませんでしたが、初めてこのような事故が起きて身をもって途中やめはいけないとわかりました」として「しばらく思いっきり体操はできませんがそこはこーたろーと優奈ちゃんに頼ろうと思います。もうこのようなことが無いように本気で気をつけていきます！シダックス」と思いを記した。