赤江珠緒アナ　「たまむすび」終了理由で“子ども”を挙げたワケ「別にこれが全然正解ではない」

フリーアナウンサーの赤江珠緒
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　フリーアナウンサーの赤江珠緒（48）が30日、パーソナリティーを務めるTBSラジオ「赤江珠緒たまむすび」（月～金曜後1・00）に生出演。番組はこの日が最終回となり、11年の幕を下ろす。

　番組終了の決断の理由としてこれまでの放送で「子ども」を挙げていた赤江アナ。この日は「子どものことも、それだけが凄くピックアップされると、なんだがとてもいいお母さんっていうイメージになったりして、全然そんなこともなくて」と切り出し、「つくづく出産の時も思ったけど、子育ても、誰1人一緒じゃないのよ。子ども生むときに“もっといろいろなことを教えてくれていたら、こんなことがある！って知らなかったよ！”ってことがいっぱいあって、もっと知りたかったって思ったけど、聞いても聞いてもみんな違うの。だから、1つの山を登るにしても100人いたら100通りあって、全然違うの。全部違うから、全部のマニュアルみたいのは結局、できないんだっていうのが生んだ時の感想だったの」と続けた。

　さらに「子育てもまさにその通り。私は自分の年齢とか、身体のこととか、自分の子どもを見ていて、今の状況とか、ずっと仕事をしてきちゃって、仕事しかしてなくて、お盆も正月も休めないわ！ってやってきたとか、いろいろあったこととか踏まえて、私と私の子どもの関係だけでこれを選択したけど、別にこれが全然正解ではないし、これは別のパターンだなってつくづく思うのね」と説明。「それをお伝えしておかないと、同じように子育てしてらっしゃる方はそれをもって違うんじゃないかって思っちゃっうから、全然違うよと。それぞれの親子にそれぞれのやり方があるって、それは自分がつくづく思っている。細かくしゃべれない部分はあるけど、そこはお伝えしたい」と訴えた。

　番組は2012年4月にスタート。2021年11月には放送放送2,500回を迎えた。赤江アナの出演は17年4月～18年3月までの産休をはさんで10年におよぶ。

　1月12日の放送で「終わるんですよ、3月で」と正式に番組終了を報告。終了の理由については「何の不満もないんです、仕事に関して。ほんとにありがたい場所だし、大好きな場所というのは間違いないんですけど、まあ子供ですね」と明かしていた。また、同29日の放送では、体調面での不安もその理由になっていることも明かしていた。