赤江珠緒アナ「たまむすび」最終回 感謝の思いつづる17分の“答辞”で涙 11年の歴史に幕

[ 2023年3月30日 15:29 ]

フリーアナウンサーの赤江珠緒
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 フリーアナウンサーの赤江珠緒(48)がパーソナリティーを務めるTBSラジオ「赤江珠緒たまむすび」(月~金曜後1・00)に30日、最終回を迎えた。

 今週はラストウィークとして放送。月曜パートナーのカンニング竹山、火曜パートナーの「南海キャンディーズ」の山里亮太、水曜パートナーの「博多華丸・大吉」の博多大吉がそれぞれ赤江への思いを伝えてきた。この日は木曜パートナーの土屋礼央が出演した。

 オープニングでは「さっ、ラストダンスを」と最終回を明るくスタート。この日履いている靴はリスナーから送られたものであることを明かし、寄せられた多くのメッセージに「愛だらけよ」としみじみ。「11年やらせていただいて、すごく大好きで、大切な、大切な場所だったので、私ももちろん、皆さんに喜んでいただきたいなとか、聞いてくださっている方に楽しんでほしいなと思っていましたけど、その何倍も、何十倍も返ってきちゃって、すごいね」と感激。「いろいろな人に出会えたからそれは本当に宝物です」とも感慨深げにコメント。番組では、これまでの放送の思い出やハプニングなど振り返るなどした。

 この日のゲストコーナーにはパーソナリティーである赤江アナが自らゲストとして登場。「今さら温泉ハマってます!って話しても違うなと思って。この11年間、『たまむすび』に夢中だ!って。明けても暮れても『たまむすび』のことからずっと考えていた。自分が寂しいという思いに現実逃避をしていた。お陰様で火がつきまして、自分の思いを伝えたい。ここからフルスロットルとしていきたい」と卒業生代表として“答辞”を涙ながらに読み上げた。

 「東京の桜も咲き誇り、心躍る季節となりました。この良き日に、『たまむすび』は幕を下ろすことになりました。これまで本当に多くの人が力を貸してくださり、今、この日を迎えています」と読み出し、声を詰まらせた赤江アナ。「感謝の言葉はいくつあっても到底足りませんが、時間の許す限り、述べさせてください」と続け、これまで番組にかかわってきたパートナー陣やレギュラー陣をはじめ、サポートメンバー、スタッフ、スポンサー、リスナーへの感謝のメッセージを鼻をすすりながら順番に読み続けた。

 「この時間は一生の宝物です。私は特に面白い大人ではないです。でも、これからも変わらず、どこにいても、これからも変わらず、どこにいても迂かつにやらかしていろんなことをやらかしていくんだと思います。どこかで見かけたらまた笑ってやってください。そしてぜひ声をかけてください」と呼びかけ。帯番組をやることへの思いもつづり、「ここから自分の足で立ち、自分の周りにあるものを愛でて、味わって進んでみます。子育てはもちろんですが、自分自身をも育ててみようと思っています」「11年間の長きにわたり、『たまむすび』を愛していただき、本当にありがとうございました。心よりお礼申し上げます」と約17分もの長文のメッセージを締めくくった。

 最後はいつもように元気な声で「本当にありがとうございました。これにて本当にドロン!って」と明るくあいさつ。11年の歴史に幕を閉じた。

 番組は2012年4月に赤江アナのパーソナリティーでスタート。2021年11月には放送放送2500回を迎えた。赤江アナは17年4月~18年3月までの産休をはさんで出演は10年に及んだ。

 4月からは後番組として、女優で文筆家の石山蓮華がパーソナリティーを務める「こねくと」がスタート。金曜日については「金曜たまむすび」のコンビ、玉袋筋太郎と同局の外山惠理アナウンサーがそのままパーソナリティーとして継続する。

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2023年3月30日のニュース