純烈・酒井 今だから言える新メンバー選び秘話と、岩永に感じた“レジェンド軍団”のにおい

[ 2023年3月30日 20:08 ]

新メンバー選びの秘話を明かした純烈・酒井一圭(撮影・岸 良祐) 
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 純烈のリーダー・酒井一圭(47)と新メンバー・岩永洋昭(43)がこのほど、スポニチ大阪本社を訪問。取材に応じ、今だからできる新メンバー選びの秘話を披露した。 純烈へのインタビュー動画はこちら

 昨年4月、小田井涼平が年内いっぱいで純烈を卒業すると発表。2023年から新メンバーを加えることも告げられた。新メンバー予想や、公募性と勘違いして業界内外から立候補者が続出するなど、大きな話題を呼ぶことに。そんな世間の盛り上がりの裏で、プロデューサー・酒井はどんな動きをしていたのか。

 小田井の卒業が決まった時点で、酒井が岩永を思い描くことはなかったという。「岩永は同じ事務所の俳優部にいて、純烈ライブにもご家族で見に来たことがある。そのデータはあったけど、(23年からの)純烈を3人でやるのか、何人か増やすのか当時は迷ってた」。その後、酒井が新型コロナウイルスの濃厚接触者となり、残る3人での舞台をオンラインでチェックした際に「3人はない」と感じ、新メンバーを迎えると決めた。

 そんな中、マネジャーから「岩永がその気になっている」と耳にした。マネジャーと岩永の間では、以前から「いつ純烈入るの?」「そんなわけないじゃないですか」と冗談めいたラリーが繰り広げられていたという。新メンバー探しをするにあたり、マネジャーが真面目に岩永に気持ちを問うと、前向きな答え。報告を受けた酒井は会ってみることにしたという。

 岩永の前に、他の候補に会うことはなかったのか。「あ!会った!」と酒井。「お互い言わないことになってる。でも1人いる」と明かした。「誘ったら、“気持ちはうれしいけど…”と断られた。その後、彼は状況や気持ちを整理して、今度は向こうからラブコールをくれた。でもその時には岩永が決まっててん」と振り返った。5人体制もよぎったが、「やっぱり1人を育てていかなあかん」と岩永だけに。タイミングが合わなかったその相手については「まあ、お友達ですけどね」と話した。

 岩永を選んだのは、「マダムが喜んでくれるタイプ」と見込んだからだ。「なんか石原軍団みたいなところない?“純烈に石原軍団みたいな人欲しい”って、僕の中でイメージがあった。昭和の無骨な男らしい人が欲しかったんで、もうバッチリやなって」と、残るメンバーにない古風な男前の雰囲気が決め手となったことを明かしていた。

 インタビューの模様は、スポニチのYouTubeチャンネル「スポニチチャンネル」で公開中。→https://www.youtube.com/watch?v=uejAfOpSsCM

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