坂口孝則氏　2024年運転手不足問題に「問題はただに慣れすぎちゃった個人配送…ある程度の負担を」

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　経営コンサルタントの坂口孝則氏が30日、コメンテーターを務める日本テレビ系「スッキリ」（月～金曜前8・00）に出演。トラック運転手の残業規制強化で人手不足が予想される「2024年問題」について言及した。

　トラック運転手の残業の上限を規制する労働基準法は、24年4月に物流業者に適用される。

　坂口氏は、効率化の議論ばかり進めるのは疑問だと言い、「前提として彼ら（ドライバー）の賃金が安いというのがある。この賃金を上げていって、どんどん労働不足を解消していくということが重要だと思う」と指摘。「特に企業間（の運送）は、僕が知っている限りは交渉が進んで、賃上げとか効率化を図っているんですが、問題はただ慣れすぎちゃった個人配送。ここに関しては非常に言いづらいんですが、消費者はある程度の負担をお願いしないといけないのかなって気がします」と自身の考えを述べた。