EXIT兼近、少年院の“更生問題”について持論「そういう世界にいた身としては…」

EXITの兼近大樹
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「お笑いコンビ「EXIT」の兼近大樹（31）が30日放送のABEMA「Abema Prime（アベプラ）」（月～金曜後9・00）に生出演し、少年院について語る場面があった。

　番組では、法務省が少年院についての新制度の大枠を公表したことについて特集。被害者の心情を伝え、受刑者らに更生を促すというが「どの程度の更生力があるんだろう…」「少年院とか行っても繰り返すヤツは繰り返す」といった世間の声も紹介した。また、令和4年版犯罪白書によれば「少年院・刑事施設への5年再加入率」は21.7パーセントにも及ぶという。

　この件について、兼近は「個人に更生を求めるのは難しいのかなって思いますね。そっちの道で生きてる人に言っても、何においての更生かもわからないし。マジメに見せれば更生になるかっていうと、そうではないじゃないですか。自分が損するから、更生しているように見せるのは更生じゃなくて」と持論を展開する。

　また「そういう世界にいた身としては、基本的にみんなそういう感じなのかなって。更生するかどうかは正直、どっちかと言うと更生しないかっていうイメージはあるんですけど。そこをあきらめることはしちゃダメっていうのは、僕の中でありますね」とも語っていた。