中居正広が呼びかけ「空振りって必要ですから」「空振りすることは決して悪いことではない」

[ 2023年3月14日 17:46 ]

中居正広
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 タレントの中居正広(50)が11日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「中居正広 ON&ON AIR」(土曜後11・00)に出演。改めて防災への意識、天災への備え徹底を中居らしい言葉で呼びかけた。

 2011年3月11日の東日本大震災発生から12年が経過した日に放送された、この日のラジオ。中居は冒頭で「12年が経ちました」と静かに切り出すと「3月の11日。地方によっては放送が12日のところもあると思います」としたうえで「東日本大震災から12年が経ちました。いまだに避難生活を送っている方がいらっしゃいます。震災当初は47万人と言われていました。去年11月まで3万1000人の方が避難生活をまだ送ってらっしゃいます。仮設住宅で暮らしている方も今年1月ではまだ1000人の方が暮らしている、と。復興がだいぶ進んだとはいえ、まだまだ地震の爪痕や問題は残っているんじゃないかと思います。先日、トルコ、シリアでも大きな地震がありました。映像やっぱり見ますけど、なんかできることあるのかな、と。遠いところかもしれませんけども、知恵を絞れば何かしらできることがあるんじゃないかなとは思います」と終始ゆっくり真剣なトーンで話を続けた。

 そして、「どうか皆さん、油断することなくっていうわけじゃないですけど、常にいつ何が起きるか分からないっていう天災だったりしますので、地震への備え…。本当に普段の日常生活が普段通り送れている時にそういう備えというのはしておくべきだと思いますので。もうないだろうとか、まだないだろうって思う方もいらっしゃると思いますけど。空振りって必要ですから。空振りっていうと聞こえが難しいと思いますけども、準備しました、コトが過ぎました、なんだこれ(準備)しなくてもよかったんじゃないかって空振りっていうんですけども、空振りすることは決して悪いことではないですし、それで、なんだーって残念がることもないと思います。地震への備えをしてもらいたいなって思いますんで、積極的に取り組んでもらいたいなと思います」と真摯(し)に語りかけた中居。

 ここで「さぁ、今週も始まり、始まりぃ~!」と声のトーンを変え、いつも通りの楽しい雰囲気へと転換させたが、通常はこのタイミングで入れる曲紹介もこの日はなし。CMを挟んで、その後は楽しいトークに終始したが、長年にわたって復興支援への呼びかけを続けている中居らしいオープニングとなった。

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2023年3月14日のニュース