田津原理音、R―1点数誤表示騒動を語る 進行リハ偶然目撃「リハで優勝はサツマカワRPGさんでした」

[ 2023年3月14日 17:42 ]

「R―1グランプリ2023」で優勝した田津原理音
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 「R―1グランプリ2023」王者の田津原理音(29)が14日、ABCラジオ「ミルクボーイの火曜日やないか!」に出演。“点数誤表示騒動”について語った。

 この日、「日本一“日本一を疑われてる男”」と自虐して笑わせた田津原。ミルクボーイ・駒場孝から「大会後のゴタゴタしたのも込みでおもろいな…何の奇跡やねん」と言われ、「そうですね」と苦笑いした。そして、「ミルクボーイさんも1回あったってウワサが…」と思わぬ言葉を投げかけ、内海崇も「あった」と応じた。

 「2015年やったかな…4番目に和牛さんが出たときに、暫定1位のスーパーマラドーナさんの表示にかぶってミルクボーイって。僕らは出てもないのに…。多分スタッフさんが出てないコンビの名前でリハしたのか…(ミスの)仕組みとしては一緒やろうね」と振り返った。後の優勝者に起きたこれらのミスに、田津原は「芸人界隈では、未来のスイッチャーが来てるんちゃうかってなってる」と言って、笑いを誘った。

 R-1では、トップバッターのYes!アキトの得点表示直前に、まだ出場していない7番目出番の田津原の得点が一瞬、表示された。実際、その後登場した田津原が誤表示されたのと同じ470点を獲得。1位で最終決戦に進出し、優勝した。

 SNSなどで「出来レース」などと疑う声が上がり、主催するカンテレがシステム誤作動を謝罪し、やらせ疑惑を否定。リハーサルで入れた模擬得点470点が本番の初っ端に表示される不手際に加え、偶然にも田津原が同得点になったという不運も重なったようだ。

 田津原は「僕、リハの合計点数覚えてないんですよ。たまたまそばに居たんですよ、袖で練習してたから」と話した。田津原によると、リハーサルは出場者全員がネタを通して行い、楽屋に戻った後、司会の霜降り明星と広瀬アリスがスタジオに入って進行を確認するという。

 袖でネタ練習をしながら様子をうかがっていた田津原は、「その進行リハの時にみんなの点数が出てた。僕、合計点数は覚えてないんですけど、バカリズムさんは100点でした」と記憶。さらに、「リハでの優勝はサツマカワRPGさんでした」と明かした。

 騒動を受け、「変な奇跡起こしてしまったなあ…と」と吐露。優勝を疑われる事態になり辛い思いもしただろうが、「まあ…ありがたいですね…」と注目を集めた事を前向きにとらえようとしていた。 

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2023年3月14日のニュース