R－1王者・田津原理音　東京－大阪移動、夜行バスから新幹線グリーン車に！R－1にも「夢あります」

「R―1グランプリ2023」で優勝した田津原理音
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　4日に行われた「R－1グランプリ2023」で優勝した田津原理音（29）が14日、ABCラジオ「ミルクボーイの火曜日やないか！」に生出演。ミルクボーイと“優勝特需”について語った。

　戴冠から10日。「激動の10日間でしょ？」と内海崇に聞かれ、「はい。まだ10日しか経ってへんねや…っていう。（ミルクボーイはM－1優勝で）もう経験されたと思うんですけど。今までがほんまに仕事なさすぎたっていうのがあるんで。舞台活動も少なくて…」と打ち明けた。駒場孝から「俺らとめっちゃ状況似てる。ゼロからの100というか」と言われ、「どうしようかなっていう…怖さが凄いんですよ。初めてばっかりです。いろんな人に相談しながら…」と本音をもらした。

　R－1で王者になる前、3月のスケジュールは舞台出番の予定が4日間だけだったという。優勝後は翌日の日曜日（5日）に大阪の拠点・よしもと漫才劇場で凱旋（がいせん）公演が追加され、出演後に東京に移動し、フジ系「めざましテレビ」出演のため朝4時にスタジオ入り。情報番組に出演後に大阪に戻り、舞台に立った。翌日に在阪局の2番組に出演。また翌日に東京…と移動に追われる日々という。「これこれ！これがやりたかったんですよ」と充実感をアピールした。

　多忙にもかかわらず、「多分僕、めちゃ太ってきるんですよ」と告白。「今まで東京での仕事がなかったんで、新幹線移動が楽しい。駅弁も買える～！って」と、移動メシを堪能しているようだ。さらにグリーン車に昇格。「今の段階で（新幹線に乗った回数では、普通車に対して）グリーンの方が多い状態。これまで年1回、R―1の準決勝で乗るだけだったんで」と苦笑い。インフルエンザにかかり急きょ東京で受けることとなった予選2回戦の帰りは「夜行バスでしたから」と語り、人生の激変ぶりに本人が一番驚いた。

　ウエストランド・井口浩之が漫才で“M－1にあってR－1にないもの”を「夢」と言ったが、田津原はR－1覇者として「夢、めちゃめちゃありますよ」とアピールしていた。