男女逆転「大奥」はコロナ禍を受けてドラマ化決断 担当P、現代との共通点に衝撃「絵空事じゃなかった」
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第1話放送後、またたく間にネットトレンド入りの大反響となった注目作、“男女逆転の大奥”を描くNHKドラマ10「大奥」(火曜後10・00)は、14日、最終回が放送される。若い男子のみが罹患し、感染すればほぼ死に至る「赤面疱瘡(あかづらほうそう)」がまん延した江戸時代が舞台のこの作品は、新型コロナウイルスがまん延した現代との共通点が多々ある。過去3度映像化されてきたこの原作を、この令和に4度目の映像化を決断した意図はどこにあるのか。世界を震撼させた感染症が描かれているのは果たして偶然なのか。このドラマを企画した、岡本幸江プロデューサーがスポニチの取材に対し、作品を通して伝えたいメッセージを語った。
原作は漫画家・よしながふみ氏の同名人気作。3代将軍・徳川家光の時代から幕末・大政奉還に至るまで、男女が逆転した江戸パラレルワールドを描き、センセーションを巻き起こした。
この作品は2010年代にTBSを中心として過去3度、映像化されているが、今回は家光編から物語のラスト・大政奉還まで初めて映像化される。脚本は連続テレビ小説「ごちそうさん」、大河ドラマ「おんな城主 直虎」などの森下佳子氏。
過去3度も映像化された原作を、なぜNHKでドラマ化に挑戦しようと思ったのか。岡本氏は、他局が放送するよりも前に映像化を考えていた経緯がある「思い入れのある原作」という点もあるが、2020年から始まった「新型コロナウイルス感染拡大」の影響も大きかったという。
この「大奥」では、若い男子のみが罹患し、感染すればほぼ死に至る「赤面疱瘡(あかづらほうそう)」がまん延した江戸時代が舞台。奇しくも、強力な感染症がまん延している…という点で、現代の新型コロナに通じるものがある。しかも、漫画に描かれている感染症対策は「手洗い・隔離・人痘法(ワクチン)」と、現代とほぼ合致。よしながふみ氏は、これを2000年代に描いているのだから驚きだ。この点について、岡本氏は「10年前はフィクションの、ありえない病気なんだなと思っていましたが…絵空事じゃなかった」と、コロナ禍の世の中との共通する点もまた、映像化の決め手だったという。
この作品で描かれるフィクションの感染症と、現実の新型コロナを重ねてドラマを見る人も多い。感染者を過度に恐れ遠ざけようとする心も、ワクチンの重要性を説きながらもなかなか受け入れられない世間の反応なども、非常に酷似している。この物語には、感染症に関することのみならず、男女の運命、逆縁に不妊と、多くの課題が共通してそこにある。岡本氏は「時代劇という設定の一つのファンタジーの上に、『男女逆転』というもう一つのフィクション設定が乗っている、非常にフィクショナルな設定。しかし、今の日本社会や、日本だけじゃなく世界が抱えている問題や困難が、非常に面白く、魅力的な物語の中に描かれている。近代のわれわれに共通する問題や課題みたいなものが、凄くわかりやすく…現代の人が感じ取りやすく描かれている」と作品の魅力を熱弁。「なおかつ、人の心や気持ちなど、そういった時代を超えた普遍性みたいなものも、同時に感じさせてくれる。社会の課題や困難と、物語的な感動。両方が同時に魅力的に描かれているのが、よしながふみさんの凄い発明といいますか、凄いお力だと思っています」と原作に流れるメッセージに衝撃を受けた岡本氏。新型コロナがまん延する世間の空気に触れ、過去一度は諦めたこの作品の映像化をついに決断した。
世の中にたくさんの作品があふれる中で、今、あえて何度も映像化されたこの原作を映像化したいと思った魅力はどこにあるのか。岡本氏は、血縁に縛られざるを得なかった将軍たちのさまざまな思いを、壮大な設定の中でも史実に破綻なく描いたよしながふみ氏の物語は唯一無二だとして「徳川の世が終わっても、その思いは途絶えず、ちゃんと明治の時代に受け継がれる…というストーリーになっている。令和の私たちにも、その『何か』が伝わってきているのだろうな、ということも確信できる。そのことが、この物語が提示する大きな希望になっている」と熱弁。「私自身も何かできることがあるならば、こういう形で命を燃やしたいなと思わせてくれる、スケールの大きな希望の話だと思いました」として、令和の今こそ世の中に伝えたいメッセージが込められていると確信していた。
大奥「Season2」は今年秋に放送を予定している。脚本は森下氏が執筆。8代・吉宗の遺志を継ぐ若き蘭方医たちが奇妙な病「赤面疱瘡(あかづらほうそう)」撲滅へ立ち上がるその後の物語から、女将軍をはじめとした幕府の人々が“江戸城無血開城”のために奔走した幕末・大政奉還の物語を描く。大筋は原作通りのストーリー展開だが、ドラマは「医療編」「幕末編」と銘打つ。
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