斎藤佑樹氏「ズバリ、10対0で」 恩師・栗山監督率いる侍Jにエール 大谷は「心配しなくていい」

[ 2023年3月9日 16:55 ]

斎藤佑樹氏
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 元日本ハム投手の斎藤佑樹氏(34)が9日、TBSの報道番組「Nスタ」(月~金曜後3・49)に生出演。この日午後7時から東京ドームで行われる第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)1次ラウンドB組初戦で中国と対戦する野球日本代表「侍ジャパン」にエールを送った。

 2006年夏の甲子園優勝投手として知られる斎藤氏は11年から21年まで日本ハムでプレー。日本ハムで師弟として苦楽をともにし、今回のWBCで指揮を執る栗山英樹監督(61)とは強固な絆で結ばれており、ダルビッシュ有投手(36=パドレス)、大谷翔平投手(28=エンゼルス)とは元チームメートという関係にあたる。

 まずは6日に行われた阪神との強化試合(京セラD)で驚異の2打席連続3ランを放つも、投手としてはこの日の中国戦がほぼ“ぶっつけ本番”となる大谷について聞かれ「(投手としても)調子いいと思いますね。やっぱり、そこまでの選手なので。もう自分の体は自分で一番分かっていると思いますし。心配することないと思います」と笑みを浮かべた斎藤氏。日本と同組の韓国が直前に行われたオーストラリア戦(東京D)に敗れて黒星発進となったことを踏まえて「日本代表は本当にいい選手がたくさんいるんですけど、それでも足元をすくわれるっていう可能性も大いにあるので、そのへんは油断はしないように」と気を引き締めつつ「でも、大丈夫だと思います。選手の皆さんが一番分かっているかもしれないですけど、そう思います」と続けた。

 また、改めて大谷について「恐らくオフシーズンの間もずっと体を動かし続けて、いつでもある程度の力はもう出せる状態だと思うんですよね。だから、あと1カ月弱でメジャーリーグも開幕されますけど、いつでもいけますよっていう感じで来ていると思います」とし、状態については「100(%)に近いと思いますね。心配しなくていいと思います」と全幅の信頼を寄せた斎藤氏。解説者として中国の強化試合を見ており、守備力を評価しつつ「どんな選手が出てくるか分からない」“不気味な存在”と解説した。「いい選手も多かった。凄くシンプルな野球をやってきます」「侍ジャパンはほぼほぼ勝てる状態ではあると思うんですけど、でも気を抜かないように、というところですかね」として、昨季までソフトバンクでプレーしていた中国代表・真砂勇介外野手(28)については3番という打順を予想した。

 そして、中国戦のスコア予想を促されると「ズバリ、10対0で」と笑みを浮かべた斎藤氏。恩師・栗山監督率いる侍ジャパンに力強くエールを送っていた。

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2023年3月9日のニュース