「球界の女神」袴田彩会　WBC胸キュン展望　世界のスター相手に対戦する姿を見たい選手とは

[ 2023年3月9日 09:30 ]

　CS放送「フジテレビONE」の「プロ野球ニュース」やYouTubeの出演などで人気のフリーアナウンサー、袴田彩会（32）がスポニチアネックスの取材に応じ、ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）で、9日に初戦の1次ラウンド中国戦（東京ドーム）を迎える侍ジャパンへエールを送った。明るいキャラクターとあふれる野球愛で「球界の女神」と呼ばれる癒し系アナが掲げた応援ポイントとは―－。

（聞き手・井利　萌弥）

　――いよいよ侍ジャパンの初陣ですね！
「すごく楽しみです。本当に“ザ・ベストメンバー！”っていう選手たちが集まっていると思うんですね。やっぱり栗山監督が指揮を執ることになったことによって、大谷翔平投手、ダルビッシュ投手といったメジャーからもチームに集まってきたというところもあって、（負傷で出場を辞退した）鈴木誠也選手が残念だったなというところはあるんですけど、本当にこの上ないベストメンバー。楽しみしかないです」

――ずばり優勝チーム予想は？
「もちろん、日本です。第1回・2回大会で優勝もしていますし、今回も優勝できるチーム。優勝以外考えたくないと思います」

――今回の日本での注目選手は？
「誰もがキーだと思うので、悩みますが、村上選手ですね。世間的にはやっぱり大谷選手だったり、ダルビッシュ投手とか、吉田正尚選手、そしてヌートバー選手といったメジャーの選手に注目が集まりがちだとは思うんですけど、村上選手は昨季、史上最年少で三冠王、日本選手最多の56号の記録を打ちたてましたし、間違いなく今の日本球界の№・１プレーヤーだと思うので、その選手が、世界のスターたち相手にどれだけ打つのかっていうのがすごく楽しみです。壮行試合、強化試合で不振が続いていましたけど、最後のオリックスとの強化試合で本塁打が出ました。本選に照準合わせてくるだろうなっていう期待があります」

――外国チームでの注目選手は？
「やっぱり、あのメジャーで3回もMVPに輝いているトラウト選手（エンゼルス）は本当に見るのが楽しみですね。今回、トラウト選手が出場することによって、おそらくWBCの注目度が高まったと思います。そんなスタープレーヤーが日本と対戦するかもしれないと思うと、本当にワクワクします。ほかには、日本が1次ラウンドで対戦する韓国の韓国代表の李政厚（イ・ジョンフ）選手。お父さんが元中日の李鍾範（イ・ジョンボム）さん。生まれが名古屋で、育ちは韓国。韓国で相当なスター的立ち位置になっていて、東京五輪では山本由伸投手から2安打を放つなど、韓国のチームの中では1番注目ですし、警戒する選手なのかなと思ってます。今季終了後にはポスティングシステムでメジャー移籍を目指しているほどの実力者なので、日韓戦はさらに注目を集めそうです」

ーー大会が始まったら注目されそうな選手は？
「韓国代表にイケメンがいるんです。メジャーでヌートバー選手と同じカージナルスでプレーするトミー・エドマン選手です。母親が韓国出身、父親が米国人。ヌートバー選手とちょっとお顔が似ています。奥様は日系人でもあって、エドマン選手が『妻がヌートバーを応援しないことを願うよ』とジョークを飛ばしたという話があります」

――日本が勝ち進むに当たって、どんな戦い方を期待しますか？
「やはり変なミスをしないで、日本らしい丁寧な野球をして戦ってほしいなと思います。普通にプレーをしたら、本当に優勝できるチームじゃないかと思います。強化合宿以降、チームとして結束力を高めていこうという、ダルビッシュ投手のリーダーシップが感じられました。日本が一致団結して、世界一になる姿は、見たら泣くんじゃないかな」

――侍ジャパンにエールをお願いします。
「スポーツの力って本当にすごいなと、いつも実感していて、本当に元気だったりとか、感動とか興奮をくれると思います。今回も優勝して、日本、そして世界に、大きな感動と興奮を与えてほしいなと思います」