事実婚妻への暴行容疑で逮捕のユーチューバー、引退発表　4人の子供に「親として本当に申し訳ない」

珍しい動物の様子を配信し、人気を集めているユーチューバー「あきるな」akito（右）とruna　公式ツイッターより（＠AkitoRuna）

　今年1月に暴行の疑いで現行犯逮捕された登録者数20万人を超えるカップルユーチューバー「あきるな」が、9日までにYouTubeチャンネルを更新。YouTube活動を引退すると発表した。

　「あきるな」は、「akito」「runa」による事実婚カップルユーチューバー。4人の子供との生活に加え動物多頭飼いで知られ、ブラッザグエノンやニホンザル、メガネカイマンなど100頭以上の珍しい動物の様子を配信し、人気を集めていた。今年1月、あきとが同居する交際相手の31歳の女性に対して暴行を加えた疑いで現行犯逮捕。所属事務所が公式サイトで謝罪文を掲載し、今後は個人で活動を続けると説明していた。

　騒動以降、個人で活動していたが、8日に2人そろって生配信を実施。「自分の事件について、お騒がせご心配おかけしまし申し訳ございませんでした。るなをはじめ、家族に迷惑をかけて申し訳ございません」と謝罪。るなに蹴りを入れたことは「事実」として「いろんな報道に出ちゃって、大きな問題になった」と吐露し、現在2人は「今後一緒にやっていくことは無理」ということから「別れてます」と事実婚の解消を報告した。

　4人の子供については、今後るなと新居で暮らしていくと言い「子供たちのサポート、養育費は当たり前ですが、サポートしていきたい。子供の意見を尊重して今後はやっていく」と宣言。長男からは「一緒に早く住みたい」と言われているといい「親として本当に申し訳ない」と反省していた。

　また、動物については、るなになついている一部の動物はるなが引き取り、それ以外の多くの動物たちはあきとが引き取るという。るなへの暴行が明らかになったことで、子供や動物への虐待を心配する声も上がったが「それについては否定させていただきます」と主張した。

　るなに蹴りを入れたことについては「言い合いになって、お互いにヒートアップしてしまった。自分の非です」と説明。「和解をした上で別れる感じです」と説明し、あきとがYouTubeを引退した後、今後るなが個人で活動を続けるという。

　あきとは「楽しい時間をありがとうございました」と視聴者に感謝し「何があっても動物、子供は守っていきます」と父親としての責任感を重ねて口にしていた。