「相棒」チーフプロデューサー死去66歳 佐藤凉一さん 現在放送中のシーズン21も担当

[ 2023年3月9日 17:35 ]

 テレビ朝日の人気ドラマ「相棒」のチーフプロデューサーを務めた同局ストーリー制作部社員の佐藤凉一(さとう・りょういち)さんが3日、死去した。66歳。

 テレビ朝日によると、1979年入社。土曜ワイド劇場では、長期シリーズとなった「タクシードライバーの推理日誌」や「終着駅シリーズ」、連続ドラマでは「臨場」や「遺留捜査」、2014年のシーズン13の初回から現在放送中のシーズン21も「相棒」のチーフプロデューサーを務めていた。シーズン21は水谷豊と寺脇康文が14年ぶりにタッグを組んだ話題作。テレビ関係者は「第一線でずっと活躍されていたのに」と早すぎる別れに衝撃を受けていた。

 俳優の小木茂光は自身のツイッターで「訃報が続きます。2時間ドラマやスペシャル等、沢山の撮影現場で使っていただきました。感謝しかありません。残念ですね」としのんだ。

 小木は男性パフォーマンスユニット「一世風靡セピア」の元リーダー。2月25日には元メンバーの西村香景さんが61歳で死去。「神に召される順番があるなら、君が一番目だとは思いもしなかった」とつづっていた。相次ぐ親しい人との別れにショックの大きさをにじませていた。

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2023年3月9日のニュース