70歳・風吹ジュン、認知症だった母親の介護は「大変だった」も…「面白い経験でした」明るく回顧

[ 2023年3月9日 15:35 ]

女優の風吹ジュン
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 女優の風吹ジュン(70)が、9日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。実母の介護について、思いを明かした。

 自身が小学5年生のときに両親が離婚し、自分の意志で母についていったという風吹。司会の黒柳徹子から「認知症のお母様の介護もなさったんでしょ?」と問われると、「大変でしたね」と当時を振り返った。

 「なんせにぎやかな母親でしたから、突然病院から電話がかかってきて“迎えにきて!”って。ちょっとレジスタンスというか、反抗期なのか、私に腹が立っているのか、救急車を呼んで入院しちゃうんですよね。つまんないと、すぐ“迎えにきて!”って。とってもワガママ言ってましたけど、面白い経験です。今思うと。その時はバタバタですけど」と、ドタバタしたエピソードを回顧。「最後にはお手伝いさんも次々と断っちゃうので、とても手が回らなくて兄にお願いした」と、きょうだいで協力して介護を行っていたという。

 母が亡くなったときは「テレ朝のドラマの収録とNHKを行き来しているときだった」と多忙を極めていたタイミングだったといい、「亡くなったのがドラマの収録中で、翌朝には次のドラマに入らなければいけないというときで。だから2日間、ドライアイスの中で待っていてもらって、本当に申し訳なかったと思いながら…」と、母への思いを吐露。一緒に過ごす時間をとれなかった償いに、故人の体を清める湯灌(ゆかん)を自身が行ったといい「いい経験をさせてくれたなって、母に感謝しますね」としみじみと語った。

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2023年3月9日のニュース